カルチャー

お知らせ

Podcast(12)「事件は(本当は)会議室で起きている?『踊る大捜査線』と90年代の「現場至上主義」」を公開しました!

謎のPodcast「フリーランスが学ぶ!企業社会の歩き方」の第12回を公開しました。 これまでのPodcastの一覧はこちらから。 ミレニアル世代編集者の小池さん@masakik512、Z世代新卒フリーランス編集者の竹本さん@...
映画

『THE FIRST SLAM DUNK』の何が問題なのか

元日はファーストデーなので毎年映画を観るようにしていて、話題の『THE FIRST SLAM DUNK』を観てきた。 感想としては、上映時間を通してかなり退屈だった。たしかにアニメ初監督の井上雄彦のこだわりが独特の味わいになっている...
カルチャー

人類が求める戦いの興奮は「サトシからピカチュウへ」回帰していく? エリアス『スポーツと文明化』を読み解く(4)

さて、これまでノルベルト・エリアス、エリック・ダニング『スポーツと文明化』について解説してきました。今回は4回目です。(これまでの『スポーツと文明化』の記事一覧はこちらへ) スポーツの発展過程 さて、少し間が空いてしまったが、...
カルチャー

『明石家紅白!』から考えた、音楽番組とかメディアづくりとかのこと

そういえばこないだ友達と話していて、「昔は『うたばん』とか『HEY!HEY!HEY!』とか音楽番組が面白かったよねー」という話になった。80年代生まれの人には比較的、共通した感覚なのかなと思う。 『明石家紅白!』が面白かった ...
カルチャー

古代ギリシアの「ルッキズム」「文武両道」とは?エリアス『スポーツと文明化』を読み解く(3)

さて、これまでノルベルト・エリアス、エリック・ダニング『スポーツと文明化』について取り上げてきた。今回は3回目です。(これまでの『スポーツと文明化』の記事一覧はこちらへ) 理想化される古代ギリシア さてエリアスは他のところで、...
アニメ

高度資本主義・縮退ニッポンに適合した『すずめの戸締まり』、そしてスタジオジブリの匂わせ投稿について

人の心がないと言われようが、この作品は面白くない。 正直、脚本も演出もものすごいよくできている。おそらくはハリウッドのストーリーボード方式のようなやり方を用いて、なるべく破綻のないように作られているのだろう。以下、『すずめの戸締まり...
カルチャー

社会を崩壊させることは、たった1秒でできる――エリアス『スポーツと文明化』を読み解く(2)

前回はノルベルト・エリアス、エリック・ダニング『スポーツと文明化』について取り上げた。今回はその続き。(これまでの『スポーツと文明化』の記事一覧はこちらへ) 「感情の抑制」について エリアスの「文明化の過程」理論のなかでもうひ...
カルチャー

野球にまつわる90年代の記憶――野茂、イチロー、プレイステーション、『メジャーリーグ』そしてマシンガン打線(文化系のための野球入門 番外編①)

今回は少し、自分と野球の個人史的な関わりについて、おそらく「文化系のための野球入門」には文量的に入れられない話も含めて書いておこうと思う。というか、この文章はあらかじめある程度まで書いてあったのだが、パーソナルすぎて使えないし、かといって...
カルチャー

“暴力の周期”、あるいはスポーツマンシップとはなにか――エリアス『スポーツと文明化』を読み解く(1)

さて、前の記事で予告していた読書ブログ、一発目はノルベルト・エリアス、エリック・ダニング『スポーツと文明化: 興奮の探求』(大平章訳)法政大学出版局、1995年(Norbert Elias, Eric Dunning 1986 QUEST...
映画

『秘密の森の、その向こう』とケア、童心主義と「男の子」の表象についてなど

もう会社員をやめて1年10ヶ月になるが、ちょくちょく会社員だったときのことが思い出される。 会社は辞めてよかったけど、楽しかったなぁとも思う。いろんな人と関わることができて、「はぇ〜」と思うことも多かった。基...
(Watch) Sports

2022ベイスターズ終戦を前向きに捉えるナラティブ

2022年10月10日、阪神vs横浜のクライマックスシリーズ・ファーストステージ、1勝1敗で迎えた第3戦だったが、残念ながら横浜は負けてしまった。 阪神は、近本の集中力、矢野監督の思い切りのいい采配、キャッチャー梅野の試合の流れをう...
カルチャー

英米カルチャー大好きでも、日本人はどこまでいっても「異邦人」でしかありえない――NBA JAPAN GAMESから考えたこと

金曜日にNBA JAPAN GAMES ゴールデンステイト・ウォリアーズvs.ワシントン・ウィザーズの観戦に行ってきた。これはLIGメンのZIMAさん、たまさんに誘われて急遽行ったのだが、非常に勉強になった。 NBA JAPAN G...
ドラマ

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン6話ざっくり感想:ガンダムSEED化するターガリエン王国

いきなり10年時空が飛んで、出るわ出るわ、ドラゴンの数々。ファーストガンダムでガンダムに乗ってるのってアムロだけで、GOTでもドラゴンに乗ってるのはデナーリスだけだったんですが、ガンダムSEEDではみんなガンダム乗ってますよね。HOTDも...
雑記

消費社会に距離を取るための基本計画、あるいはOasisの「Acquiesce」と日英の距離感について

ストレスフリーに楽しく暮らすためには、消費社会と一定の距離を保つことが必要だと思う。 消費社会とは、基本的に「資本主義のZ戦士」みたいなのをロールモデルに置き、年収で人の価値を判断し人生に勝ち負けを持ち込む、コンテンツ消費や旅行や外...
音楽

「I Bet You Look Good On The Dancefloor」は名曲説

料理をしながら音楽を適当に流していたら、Arctic Monkeysの「I Bet You Look Good On The Dancefloor」が流れてきた。 なんやこの名曲……!? と思ったのです。 最近思ったこととして...
ドラマ

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン 5話ざっくり感想:デイモンにDAN DAN心魅かれてく俺がいる、あるいは牧野つくしのいない世界

今回は、正直感想を書く気があんまり起きなかったのです。 別に普通に面白いとは思うんですけどね。デイモンは冒頭からいきなりああだし、婚礼でレイニラとああいう感じになってるし、父王ヴィセーリスが心臓止まりそうになってる絵面もまあ面白い。...
(Watch) Sports

片岡安祐美さんのNumberインタビュー記事を読んだ(あるいは「観客のスポーツマンシップ」について)

片岡安祐美さんのインタビュー記事がNumber Webで出ていた。 女子アスリート特集の裏で「なんか嫌だねって」“野球界のアイドル”と呼ばれた片岡安祐美(35歳)の本音「プレーを見てほしかった」 - プロ野球 - Number We...
ドラマ

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン 4話ざっくり感想:「愛子さまを争奪する血まみれの花より男子説」がより強まる

なんでそんなに複雑なことになっちゃうの……?  前回、「『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は、愛子さまを奪い合う血まみれの花より男子」説を唱えたが、わりと本当にそうなってきてしまった。レーナー・ヴェラリオンが本当はどんなやつかは来週以降...
音楽

UNISON SQUARE GARDEN「フルカラープログラム」は名曲説

UNISON SQUARE GARDENの「フルカラープログラム」という曲は、けっこう初期の曲らしいが、名曲では? と思う。 YouTubeでは、コロナ禍でやったライブレコーディングの映像が上がっていた。ファンの人たちの...
(Watch) Sports

巨人・坂本勇人の醜聞――スポーツマンとして凡事徹底(Back to Basics)の精神に立ち戻るべき

巨人で長年、遊撃手レギュラーとして活躍してきた坂本勇人のスキャンダルが文春オンラインで大きく報じられた。 (1記事目)「性行為のたび3万円でアフターピルを…」巨人・坂本勇人選手(33)に元交際女性の親友が告発《LINEに「なかだし?...
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