About

中野 慧 Kei Nakano プロフィール・連絡先

編集者、ライター、PRディレクター。1986年生まれ。横浜市出身。一橋大学社会学部社会学科卒(ゼミは政治学、社会政策、コミュニティ政策)。2010年からカルチャー誌「PLANETS」編集部、2018年からは株式会社LIGでオウンドメディア編集長として広報・コンテンツ制作を担当、2021年からフリーランス。

現在は「Tarzan」「Tarzan Web」などで身体文化(Physical Arts)に関する取材をしつつ、学生時代から親しんでいて知識もある「日本の野球文化」をテーマにした書籍を執筆中です。また、一般向け書籍の編集・ライティングを行いつつ、「ビジネスと社会課題をつなぐ」を念頭に企業/NPOの情報発信支援にも携わっています。

モットーは「質素之生活、高遠之理想」(「日本社会主義の父」安部磯雄)、「精力善用、自他共栄」(「柔道と日本スポーツの祖」嘉納治五郎。「精神と身体の力を最大限に高め有効活用し、自分だけでなく誰かのためになることをしよう」という意味)です。(関連制作記事:恵まれない環境から這い上がった元UFC世界王者マックス・ホロウェイ。エリート集団・灘校生を前に語ったこと(Tarzan Web)

mail: kei.nakano21■gmail.com(■を@に変えてください)
Twitter: @yutorination
Facebook: kei.nakano21
Instagram: @yutorination

仕事の受け方・進め方

人と人どうし、ドライにならずに、かといってウェットにもなりすぎず、共通のゴールを目指して信頼関係をつくりながら進める仕事をしたいと思っています。原稿料・報酬については、予算をお持ちの方からはきちんといただきますが、予算に自信のない方も気になったら一度ご相談ください。

連絡については極力即レスを心がけています。カレンダーどおり土日祝日、お盆や年末年始はなるべく休んでいますが、必要な場合は休日や夜間なども連絡がつきます。

これまでに構成・編集を担当した書籍(※抜粋)

書籍のライティング、編集は多く手がけています。カルチャーから政治・国際問題、イノベーションまで、いろいろな分野の書籍がありますが、主なものは下記のとおりです。

これまでに執筆・企画したWeb記事例(無料で読めます)

Webで読めるものを中心にいくつかピックアップしました。これまでの執筆媒体は「Tarzan」(マガジンハウス)、「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA)、「朝日新聞デジタル」、「プレジデント」、「サイゾー」、「RealSound」などです。

俳優・窪塚洋介さんに「腸活」をテーマに社会観・身体観を聞くインタビュー(Tarzan Web)

健康は意識するけどストレスは溜めない。窪塚洋介・腸活ロングインタビュー | Tarzan Web(ターザンウェブ)

雑誌Tarzanに掲載された記事の、Web限定ロングバージョンです。窪塚さんの俳優としてのキャリアを踏まえつつ、その窪塚さんががなぜ「腸活」に着目しているのか、健康への向き合い方などを取材しました。

AKB48・岡田奈々さんに「アイドルに必要な体力とは?」を聞くインタビュー(Tarzan Web)

アイドルに必要な「体力」ってどんなもの? AKB48・岡田奈々さんに聞く、心とカラダとの付き合い方 | Tarzan Web(ターザンウェブ)

AKB48でセンターを務めた岡田奈々さんに、「アイドルに必要な体力とは?」を語っていただいた企画です。「アイドルには体力が必要」という意外と見落とされがちな事実に着目し、第1線で活躍する方のカラダとの向き合い方を聞きました。

『電波少年』などを手掛けた日テレ・土屋敏男プロデューサーにクリエイティブの極意を聞くインタビュー(LIGブログ)

視聴者・出演者すべてを裏切った漢。『電波少年』土屋敏男Pに、コンテンツ制作の極意を聞いてみた

テレビ業界のレジェンド、『電波少年』などを手掛けた土屋敏男プロデューサーにクリエイティブの極意を聞く企画に、PR要素を入れ込んだものです。土屋Pのいい意味での”不良”っぽさと知性的な側面を再現しようと意図しました。読者、クライアント、社内それぞれから評判の高い記事になりました。

日本社会を揺るがした「ドラゴンボールハラスメント」事件(LIGブログ)

『ドラゴンボール』を読んだことのない僕が、先輩に反論するために全巻読了した結果 | 株式会社LIG(リグ)|DX支援・システム開発・Web制作

こちらは編集として企画したもので、LIG史上最高レベルのバズ(炎上?)となった「ドラゴンボールハラスメント」事件を巻き起こした記事です。フジテレビ『ワイドナショー』でも取り上げられるなどプチ社会現象となりました。「世代間のカルチャーギャップ」を提示したら面白いのでは、という発想がもとになっています。この後いろいろあったのですが、当の執筆者である栄藤ハチくんはこの記事をポートフォリオに二度のキャリアアップに成功したらしいので、良しとします。

平成仮面ライダーシリーズの白倉伸一郎・武部直美両Pと鈴木福さんが現代の芸能界とクリエイティブを語った鼎談(テアトルロード)

『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』公開記念!白倉伸一郎・武部直美と鈴木福が語る平成仮面ライダー「創業秘話」(1)

白倉伸一郎・武部直美と鈴木福が語る平成仮面ライダー「創業秘話」(2) ゼロ年代の「若手俳優の登竜門」化、そして『ゼンカイジャー』へ

テアトルアカデミーのオウンドメディア「テアトルロード」での特集記事で、平成ライダーシリーズの「創業者」ともいえる白倉・武部両Pと鈴木福さんでライダーについて語ってもらっています。クリエイターインタビューと著名人インタビューを合わせた企画です。

社会学者・宮台真司さんが現代のビジネス社会を斬る!インタビュー(プレジデント)

宮台真司「バカほど「それ、意味ありますか」と問う 」 プレジデントオンライン

こちらは社会学者の宮台真司さんへのインタビュー記事です。なかなか刺激的なタイトルなこともあり、Webに転載後は大変話題(大炎上?)となりました。とはいえ実は、なかなか本質的な内容になっているのではないかと思います。なお、宮台さんとは何度もお仕事をご一緒していますが、積極的に火の中に飛び込んだうえで無傷で帰ってくるタイプの方だと捉えております。

元東京ヤクルトスワローズ監督・古田敦也さんに「地方創生とスポーツ」を聞くインタビュー(PLANETS)

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こちらは雑誌「PLANETS vol.9 オルタナティブ・オリンピック・プロジェクト」に掲載されたもので、一般のスポーツジャーナリズムとは少し違う角度から「スポーツと私たちの関係」を問い直すものになっています。Webでも読むことができます(リンクはこちらへ)。

その他、過去の企画・記事

ここからは、上で紹介した以外の仕事を載せておきます。

■体育×社会との関係を問う

「学校体育がきっかけでカラダを動かすことが嫌いになった」という人は少なくありませんが、この問題について早稲田大学スポーツ科学学術院・中澤篤史先生に聞いた連続インタビュー企画も行いました。非常に反響の大きかった企画です。

■政治・身体・SNS

現代社会との距離感の取り方を、政治的(あるいは身体的)な構造から読み解く企画などもやっています。

■教育、子育て問題

総合芸能学院テアトルアカデミーでは、教育×芸能の掛け合わせの可能性について、いろいろな記事を制作しました。代表的なのは「中学受験の神様」こと小川大介先生に教育観を深掘りして聞いたインタビューがまずひとつ。もうひとつは、若者研究家の原田曜平さんと、鈴木福さんや谷花音さん、本田望結さんなどを育成したテアトルアカデミー講師の二宮陽子先生の対談など。

■カルチャー系企画

PLANETSメルマガは創刊時からけっこう変わった企画をやっていて、自分の関与度が高く、今でもけっこういいなと思う内容のものを列記しておきます。ライターの稲葉ほたてさんと一緒に企画したものも多いです。途中から有料のものがほとんどです。

その他の情報

略歴・特性

以下、自分のパーソナリティが簡単にわかる略歴を書きました。(盛らないように、かといってネガティブになりすぎないよう、できるかぎりフラットに書きました)

項目メモ
家庭環境1986年2月1日、横浜市緑区(現在の青葉区)生まれ。3人兄弟の末っ子。両親とも藝大卒、父は彫刻家/美大教員、母はSOHO(職住一体型住宅)専門の建築士、兄・姉もデザイン系/美大卒(現在、兄は大手ゼネコン設計部勤務、姉は美術教師)という美術一家に生まれつく。
小学生運動が苦手なインドア派として、漫画・アニメ・ゲーム・小説・雑誌などコンテンツ摂取に勤しむ。小学校では体が弱く協調性もないわりに成績が良く反抗的だったため、3年時に担任からいじめを受けるといった事件も。5年生から問題児専門の別の担任に支援されて何とか社会復帰。
中学〜高校公立中学に進学した兄姉が高校受験に苦労したため、末っ子の自分のみ中学受験することに。地元横浜の進学校、私立浅野中学・高校に入学し、運動音痴を解消するため野球部に入部。高校進学後は猛練習と極端な精神主義を基調とする高校野球文化に巻き込まれる。
大学高校野球引退後に急に勉強にやる気を出して一橋大学社会学部に入学、野球部に入ってみたものの大学1年夏頃に高校野球と受験勉強の後遺症で燃え尽き症候群となり、引きこもり生活に従事。大学3年目頃から野球部に戻り、急にやる気を出して政治学や社会政策などのゼミで学業に勤しむ。
20代前半〜半ば留年しつつ奨学金を活用して海外旅行や引きこもりなど放蕩の限りを尽くす。両親に「何もしていないよりは」と勧められ大学院に進学するも、主体性がなかったため中退。雑誌が好きだったたことから自分で電子書籍を制作したら売れてしまい、「無職で金がある」という状態に。
20代後半〜そろそろ真面目に働かねばという危機感から、学生時代から関わっていたPLANETS編集部でフルタイムで働き始める。Webマガジン、書籍、雑誌、ネット生放送などの企画制作を経験。
30代前半〜中規模の会社でサラリーマンを経験する必要を感じ、Web制作に定評のある株式会社LIGに入社。広報・コンテンツ制作を担当。やる気に溢れたデザイナーやエンジニアなど若手クリエイターたちに出会う。
現在フリーランスになり、数年前から企画があるものの未だ出ていない野球文化論の書籍執筆をメインに据えている。「東京で限界労働して人間関係と消費文化への耽溺でまぎらわす」という過去の人生のオルタナティブを模索中。
※こうして書き出すと普通に双極性障害(いわゆる躁うつ病)のようですが、30代後半の今は、こういった自分の特性ともある程度折り合いをつけることができるようになってきており、仕事や社会生活を営む上では特に問題ありません。

趣味・好きなこと

家で漫画や本を読んだり映画を見たり、寝たりする受動的なアクティビティが好きです。ただ野球部生活を通じてカラダを動かすことが苦でなくなったため、筋トレ、散歩、ランニングは日常的にやっており、野球チームEXODUSのプレイングマネージャーもしています。最近は特に、もともとの家風でもあった楽器や美術制作もしています。

他には、クルマの運転が好きです。公共交通機関のない場所でも自由に行けること、道や地理や街の構造を体感しながら覚えられること、音楽を聴きながら作業に没頭できることが、気分転換になるのでいいなと思います。

好きな本『暇と退屈の倫理学』(國分功一郎)、『日本人はなぜ戦争へと向かったのか』(NHKスペシャル取材班)、『自分のなかに歴史をよむ』(阿部謹也)、『歴史を考えるヒント』(網野善彦)
好きな映画『スター・ウォーズ』シリーズ。『インディ・ジョーンズ』シリーズ、『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズ。
『ターミネーター2』『ファイト・クラブ』『日本のいちばん長い日』『ブルーバレンタイン』『ストーリー・オブ・マイライフ』『DUNE』『ラーゲリより愛を込めて』
好きなドラマ『白い巨塔』『花より男子』『真田丸』『ゲーム・オブ・スローンズ』『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』
好きな漫画・アニメ『ベルセルク』『寄生獣』『ヒストリエ』『ブッダ』『アドルフに告ぐ』『監獄学園』『いぬまるだしっ』『トマトイプーのリコピン』『コードギアス』『機動戦士ガンダムSEED』『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』『風の谷のナウシカ(漫画版)』『ふしぎの海のナディア』『推しの子』
好きな音楽The Beatles、The Rolling Stones、David Bowie、Queen、Michael Jackson、U2、Ben Folds Five、Radiohead、Oasis、Dragon Ash、SMAP、Norah Jones、Jamie Cullum、The Libertines、Perfume、Official髭男dism、The 1975
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