やりたいことの「先送り」問題

雑記

昨日は自重トレをやった後に野球のトレーニングを80分ほどやったのだが、翌朝となった現在とても体調と気分がいい。今の問題はなんといっても花粉症なのだが、耳鼻科で処方されたルパフィンを毎夜飲み、同じく処方薬である鼻スプレーと目薬を朝夜の2回さしているが、これをやっていると少なくともくしゃみや鼻水などはあまり出ない。やはり毎日の継続は大事なのだなと思う。

10年前に野球を再開してからいろんなトレーニングを試してきた。仕事があるので学生のときほどはトレーニングできないのだが、10年経ってようやく体力面では学生時代の感覚が戻ってきた気がする。

最近、収入面以外の部分では、理想としていた生活がなぜか実現しつつあるように思った。ピアノはけっこう上手くなってきたし、デッサン教室に継続的に通っているのもあって、音楽や美術の面での習慣化と進捗が著しい。パルクール教室にもときどき行っているので体育面も充実している。

自分はたとえばメインの仕事である編集・文筆でこうなりたい!とか、会社で働いて収入はこれぐらいほしい!という世俗的な目標へ邁進する気風が今は薄い。普通は、若い頃に職業的達成をめざすのが王道だと思う。ただ、自分は会社をやめてから、幅広い世代・職種のやりたいことをやっている人たちと交流することを通じて、「定年してからやりたいことをやる」という人が世の中で実に多い一方、子どものときからそれに邁進している人もかなりいることを実感した。それを見ていて「やりたいことを今やる」ことの基礎・土台を早いうちに確立することの重要性を感じた。今ようやくその基礎・土台ができてきた気がする。

こうして書いていて思い出したのが、『成瀬は天下を取りにいく』の成瀬の生き方はまさにそれかもしれない、ということだった。やりたいことを先送りしていくのではなく、多少のリスクや他人への迷惑をかけたとしても、やりたいことは今やる、という姿勢。自分は成瀬のように中高生のときにそれに気づけなかった。こういうことは、「今更遅い」ということもないけれど、「早ければ早いほどいい」というのもまた確かなのだ。

ただ、ここ(やりたいこと)のベースはできてきた実感があるので、今後はもう少し本業の仕事をがんばりたいなと思う。以下、最近の備忘録。

最近読んだ本は山極壽一『共感革命 社交する人類の進化と未来』、宮脇淳子『日本人が知らない満洲国の真実』、下斗米伸夫『プーチンはアジアをめざす』、今読んでいるのは宮脇淳子『ロシアとは何か』、ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス』。『ホモ・デウス』は長いので早く読み終わりたい。今やっている仕事とも関係が深い内容だと思った。

それと、朝ドラ『虎に翼』を観ている。いつまで視聴を続けられるかわからないが、今のところなかなかおもしろい。フェミニズムの話かと思いきや、今までのものと少しずれている。他者=男性を必ずしも悪魔化しないこと、歴史へのリスペクトをもつことが脚本・演出の屋台骨にあって、それでいて伊藤沙莉には「つい見てしまう」俳優としての魅力があるように思える。『三体』はGOTスタッフの作品なので観たいが、まだあまり観られていない。

トレーニングに関しては体力がついてきたので、少しハードめにやる感じを復活させたい。これまでは仕事への支障とか次の日に体力が尽きていることを心配して抑えめにやっていたが、昨日けっこうやりきった感を感じるところまでやったら翌朝の体調も気力もむしろアップしていた。仕事や、やりたいことをやる時間を増やしたいので、体力はもっとつけたい。

Photo: PexelsによるPixabayからの画像

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