空飛ぶ広報室 第2話「浅学非才・馬鹿丸出しの私・・・でも答えは自分で探す」

カルチャー

4月から急に更新を増やしたこのブログ。先月5月は15本更新しました。

まずは毎月15本の更新を目標にしようかなと思っています。あと実は、YouTubeの更新もやりたいのですよね。いつから始めるのか不明ですが、こっちは月4本更新で、チャンネル登録者500人いる「にどね研究所」のアカウントを使ってやりたいなと思っています。でも「やろう、やろう」と言って時間がどんどん過ぎていくなぁ。

さて今回はドラマ1話ずつ観るシリーズ、『空飛ぶ広報室』の第2話です。といっても、つい面白くてもう5話までみちゃってるんですがちゃんと1話ずつ更新していこうと思います。

前回、空井(綾野剛)と一悶着あったけど、「人を殺したいと思ったことなんかない!」「稲葉さんのために生きてみようと思います」といったセリフで、いなぴょん(ガッキー)は心動かされるわけですが……。

オープニング

報道記者への未練が捨てられないいなぴょんは、間違って記者会見シミュレーションにそうとは知らず入り込み、めちゃくちゃマジになって航空自衛隊の広報官たちを追求してしまいます。

いやーこのあたりのツカミが最高ですね。

空井のキャラクター

空井はいなぴょんの報道記者の仕事に対して「大変ですよね、仕事とはいえ人の嫌がることを聞かなきゃいけないなんて」といなぴょんに声をかけます。

あと、「話す順番がおかしい」のも良いですね。

「金曜の晩、空いてませんか?食事でも…」

「もっとお近づきになれたら、と思って」

突然こんなことを言って、いなぴょんを動揺させるという。

デートのお誘いかと思いますよね。

各自衛隊のカラーをさす言葉

いなぴょんが入間基地に取材に来た際に、要潤が、各自衛隊のカラーをこう説明していました。

陸自は、用意周到 動脈硬化

海自は、伝統墨守 唯我独尊

空自は、勇猛果敢 支離滅裂

そしてこのコピーを考えたのは防衛省に出入りしていた新聞記者だそうですが、

記者会のほうの標語を「浅学非才 馬鹿丸出し」と表現したと。

素晴らしいユーモアのセンスですね。

そしてこの各自衛隊のコピーはこのドラマで初めて知りましたが、わずかに日本軍との連続性を感じさせるのも面白い。

陸自は、アメリカが「できるだけ帝国陸軍の影響を排除したい」という意思を持っていたので、陸軍との連続性はそれほど強くありません。

そして、3自衛隊の中で唯一、戦前の日本軍との連続性を強く持っているのは海上自衛隊だと言われています。広島・呉にある海自の幹部候補生学校は、戦前の海軍兵学校の校舎を引き継いでいますね。

また航空自衛隊に関しては、戦前日本軍には「空軍」がなかった(陸海軍それぞれに、航空部隊が存在)ので、戦後に初めて、それもアメリカ空軍の強い影響下で成立したといわれており、それゆえけっこう組織としてアメリカンなところがあるわけですね。

このへんの自衛隊関連のTipsはなかなかおもしろいです。

2話の締め方

脚本の部分に関して。

仕事を通じて少し距離が縮まり、いい雰囲気になっていく二人。

でもちょっとしたことで、ぱっとリセットされてしまいます。

このあたり、やはり2話での持っていき方としてはこれぐらいの塩梅がいいんでしょうね。二人の関係性が最高にかわいい。

野木さんは『逃げ恥』でもそうでしたが、男女間の関係性をキュートに描くのがとてもうまいのかなと思います。

というあたりで、それではまた次回!

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