近況とか2019年にやりたいこと、ついでに「Webライター顔出しがち問題」について。

山小屋の前で佇む お知らせ

山小屋の前で佇む

謎の小屋前からこんにちは。この年末年始は、雪で閉ざされた山荘に籠もっていました。実際に後ろの小屋で過ごしていたわけではないのですが、それっぽい感じが出るかなと思って撮ってみました。(ちなみに閉ざされた山荘での山籠り、本当に心身のリフレッシュになる……!)

さてさて、LIGでは今年から年賀状に代わって「年賀サイト」を制作しました。「平成を振り返る」ってのをテーマにしていて、社員ごとに専用ページができています。僕のはこちらです。

……それはさておき。

このエントリでは引き続きmixi日記的なノリで「2019年やりたいこと」について書いてみたいと思います。

で、「新年の抱負」ってだいたい達成されないじゃないですか。でもせっかく個人ブログというものを持っているので、書いて残しておくことって大事だと思うんです。春夏秋冬の振り返り期にチェックシート代わりに読み返したいと思います。

「個人の目標」と「サラリーマンとしての目標」をそれぞれ3つずつ挙げてみました。

今年の個人目標①:とにかく春までに、今ある新書企画を書き上げて夏に出す

現代の野球文化をトータルで分析し新しいビジョンを提示するという本になる予定です。

実はこの企画、2年前にすでに企画として通ったのにほとんど進んでなくて、根本原因は「書籍だから」ということで構えて書いてしまっていたこと。今後はレヴィ=ストロース方式というか、とにかくフリーライティングでワーッと書く→そのあと編集する、を試してみたいと思います。実は2冊目で書きたいこと、3冊目で挑戦したいことももう決まってるのですが、まだ1冊も単著書いてないやつにそんなチャンスは来ない。まずは1冊目を頑張ります。担当編集氏は辛抱強く待っててくれててネ申なんじゃないかと思うのですが(LINEは返してません、すみません)、そろそろ出さないと企画自体消えちゃうかもしれないし、さすがにこれはマストでやらなければいけない目標。

今年の個人目標②:エニタイムフィットネスに入会する

クリエイティブな仕事はクリエイティブな生活から。最近、なかなか筋トレできていないのですが、それはなぜかというと自分がこれまで利用していた「新宿スポーツセンター」「東京体育館」という公営スポーツジム2箇所が、両方とも改修工事に入ってしまったからです。(東京オリンピック許すまじ…!)

会社にトレーニング器具はあるんですが室内ではないので寒い&休日にオフィスに行きたくないのと、あと池袋スポーツセンターに行こうかと思ったのですが、いかんせん行くのが面倒。

なので近所にあるエニタイムフィットネスに入会することにしました。

目標って「どれだけ低いものにするか」が地味に大事だと思うのです。なので「入会する」を目標としました。入会さえすれば目標クリア!

エニタイムフィットネスは近所にあって24時間使えるので、お金を払う以上は使わないといけないし……あと、今の会社に入る前は3年くらい禁煙できていたのですが、それもいろいろなストレスで(……)、喫煙者に戻ってしまいました。なので、筋トレと併せて禁煙も達成したい。これは壮大な目標なのでチャレンジ目標とします。

今年の個人目標③:iPhone XRを購入し、自撮りスキルを上げる

そう、iPhone最新機種を入手する必要があると感じたのです。

「なんで自撮り!?」ということも含めて、ちょっと長くなりますが書いてみたいと思います。

閑話休題:なぜWebライターはやたら顔出しするのか?

これを読んでいただいている方に問いかけてみたいのですが、

Webメディアのライターがやたら顔出しするのってなんでだと思いますか?

自己顕示欲が強いから? ナルシストだから?

……まあ正直、そういう側面もあると思います。

 

でも実は、この問いへの答えって明確にあって、

 

顔出ししてるほうがはるかにクリック率(CTR=Click Through Rate)が高いから、です。

 

これがなんでなのか明確な答えはないのですが、ネットで顔と名前を晒すってなかなか勇気が要ることなんだと思います。「俺たちにできないことをやってのける!そこにシビれる!あこがれるゥ!」的な信用が、直感的に生まれるのではないでしょうか。

で、顔と名前を出して書くって、発言に責任を持つってことでもあるわけです。Webライター的な書き方って、自己顕示欲とかナルシストだとか、穿った見方もされがちなのですが、それだけのリスクと賭けがあるから読まれる、ってことだと思っております。

もちろん顔と名前を素朴に出せばいいってもんでもないですし、「書いたものに自信があって読まれたいから」というのが、僕が最近自分の書くもので、顔出しを妙にやっている理由なのです。今はわりと「無理してる感」があると思うのですが、やっていくうちに慣れていって楽しくなってくるのかなと思います。

高性能iPhoneが必要だと思った理由

で、なんで「iPhone XRを購入する」が目標になるかというと、きっかけは「出社しないLIG社員」こと同僚の観音クリエイションさんのこちらのブログ。

iPhone XからiPhone XSに買い換えた | mozlog

これを見て、俺もさすがに今持ってるiPhone7のままじゃまずいなと思ったわけです。

正直、僕がスマホに求めるのはカメラのクオリティ一点。

LIGに入ってブログ運営をやるようになってから、今までと比べて写真を撮る機会がめちゃくちゃ増えたんですね。でも毎回カメラマンに頼むわけにはいかないし、自分で撮れるものはガンガン自分で撮りたい。

忘れそうになるのですが、僕が撮った写真って地味に大手出版社から出てる本とかに使われてるんで……言葉の順序を変えちゃうと、「俺の撮った写真は大手出版社の書籍でも使えるレベル」ってことになるよな!!! もっと調子に乗っていきたい!!!!!

で、自分のキャノンの一眼レフ(10万円くらいするやつで実家の父から奪ってきた)で撮れば、たいがいのものはいい感じに撮れるんですが、重いので持ち運ぶのがめっちゃつらい。出先で「あ、写真撮んなきゃ!」って思っても持ち歩いてなかったりする。

それと前述のとおり自分が映ってる写真も撮らないといけないんですが、他の人に頼むと、もう構図は取れてないわ色味はおかしいわってことになる。冒頭のアイキャッチも他の人に撮ってもらったのですが、自分で撮ってないから全然盛れてない。

ちなみに何もディレクションせずに他の人に撮ってもらうとふつうにこんな写真になります。

失敗したセルフポートレート

盛れてない……許せない……!! 構図も表情もポーズもおかしい……!

 

ちなみにセルフポートレートモードで撮った自撮り写真がこれ。

わりと成功している自撮り写真

まだいくぶんマシです。フィルターかければそこそこ行けるはず。ただ、手で自撮りしている感と、口の形が、自分でも若干キモいなと思います。やっぱ単純自撮りだと顔が近すぎる。眉毛がボサボサだし、運動不足のせいで顔色も悪い。男だから許されてますが、女性って大変だな……ということも、こういうことを考えはじめて改めて感じたことです。

 

ちなみにLIGブログで書いた記事で、「筋トレをするときにオススメな曲10選(中二病編)」というのがあるのですが、この記事のアイキャッチはそこそこ盛れています。

ただ、これって同僚エディターのあやまん氏に、僕がディレクションしながら100枚くらい撮ってもらってやっと生まれた1枚なんですね。この1枚にめっちゃカロリーかかってる。

要は、自分で撮るにしても、もうちょっとカロリーかけないとダメだなと思うわけです。

なので最近は、やっぱり三脚使ってセルフポートレート撮るしかない……!という気持ちになっています。

でも一眼レフ+三脚を四六時中持ち歩くのはさすがに苦行すぎる。いまは便利な時代なので、スマホ用のコンパクトな三脚はあったりします。なので、三脚に関してはそのアイテムを持ち歩くことで妥協し、カメラを減らしたい。観音さんの言うようにiPhone X以降のカメラ機能が超充実しているのであればそれを試してみよう!と思った次第です。

セレブな観音さんと違って自分はまだまだなので、iPhone XSではなく、若干廉価なiPhone XRを購入しようと思います。これもまた「購入」で目標クリア! お正月のうちにクリアしよう。

そして、「30代男性がやってるのキモい」という自意識と戦いながら、「盛れる写真」を目標に、自撮りスキルをモリモリ上げていきたいと思うのです。

今年のサラリーマンとしての目標①:デザインスキルをアップする

雑誌をやったことが一応あり、自分でレイアウトやデザインの基礎を勉強したりPhotoshopも少しは扱えるってこともあって、デザインディレクション的な部分はそこそこできるのですが、自分でインフォグラフィックスを作ったりができない。

それと、せっかくデザインに強い会社にいるのだから、もっとデザイナーさんとガンガン会話できるようになりたいわけです。基礎書籍を読んで学び、実践する、それをデザイナーさんに見てもらうってことを中心にやりたい。

あとは「いいラフ」を書けるようになるってのも大事。「手を動かす」ってのは発想を高めていくうえではとてもいいですよね。

今年のサラリーマンとしての目標②:コピーライティング力を上げる

あと、自分は編集、ライティングはプロとしてできる自信はあるのですが、正直、コピーライティング力がまだまだ弱いと思います。

PLANETSから出てる『カーデザインは未来を描く』という本で「21世紀に必要なのは「もっと遅い自動車」だ。」という言葉が印象的に使われていますが、これってもとはといえば僕がライターの池田さんの原稿を直すなかで出てきたコピーだったのです。それが今や、PLANETSのなかで発展しているみたいで、「遅いインターネット」という言葉が使われている。

別に「もとは俺だ!」と言いたいわけでもないのですが、やっぱり「いいコピー」って大事だと思うんですね。その媒体や個人のやりたいことを、短い言葉で表すことの大事さ。

編集とライティングって要は「読解力がある人」を前提にしてしまいがちな技能ではあるわけです。だけどコピーは違う。ロジックではなく読み手の感情に訴え、しかも短い言葉のなかにいろんなニュアンスが入れ込まれている。これって言い換えれば「要約力」でもあるわけです。言葉を尽くすことも大事だけど、短い言葉のなかにいろんなニュアンスを入れ込み、かつ詩情(ポエジー)を出す技能を磨いていかないといけない。

というわけで今後は編集、ライティングに加えて、コピーライティングができて、デザインがちょっとできるマンになりたいと思っています。書いてて思ったのですが、これって編集やライターよりは「広告マン」の技能にどんどん近づいている気がしますね。でも広告の会社に入ったわけだから、そりゃそうなるわ。今いる環境を存分に活かして自分の力を高めていきたい、ってこともつい思っちゃう。

今年のサラリーマンとしての目標③:外に出る

「外に出る」っていうのは、社外の人に取材したり自分が外の仕事をするってことです。

今の僕は、編集+広報を仕事としてやんなきゃいけないのですが、広報の仕事で大事なもののひとつが「メディアリレーション」、つまり社外のメディアの人たちとの関係構築です。で、手っ取り早いのが、自分で取材をして記事を発信することを通してLIGブログのコンテンツを知ってもらい、そこからLIGって会社のことを知ってもらうってこと。結局LIGの広報で中心となるのはLIGブログなので、このメディアをもっかいグロースさせていくことが結局一番いい広報なわけです。

この1年はほとんど、体制立て直しのために社内コミュニケーションと他メンバーの育成を頑張ってきました。LIGブログってのは実は社内広報の機能も担っているので、ブログを通していろんな事業の人たちと広報のあいだに信頼関係を構築する。これが基礎の基礎としてめちゃんこ大事なのです。

で、それはまだまだ継続的にやんなきゃいけないことなのですが、基礎はできてきたと思うので、その社内コミュニケーションの成果を社外にどんどん発信していくフェーズに入っていきたい。

そこでまずは社外で取材をしたりしてタッチポイントを増やすことが大事。ここんとこロジックがつながっていないように思われるかもしれませんが、大丈夫です、そこはちゃんとつながるので。

「取材させてください〜!」ってお声がけしている人はたくさんいるのですが、まだまだ取材したとしてもすぐに記事が出せるような体制になっていない。なのでなかなか進められてない(申し訳ありません!)。たとえば柿次郎さんには一回取材させてもらってて結局記事として出せてなくてもどかしい思いがあるのですが、このあいだLIGに来てもらったときに「また機会を改めてやりましょうよ」と言ってくださいました。柿次郎さんだけでなくそういう人がたくさんいる。もっともっと、企画の部分をガンガン動かせるようにしたい。

そしてもういっこ。結局、自分がどんどんメディアリレーションを作っていくためには、会社の仕事をしているだけではだめ。外のメディア仕事ももっと受けないといけない。このあいだ、お声がけしてもらって久々に、某新聞社のインタビュー/ライティング仕事をしたのですが、わずかな時間であっても自分にとってはめちゃくちゃ勉強になりました。

もちろん単発仕事だけしていると疲弊してしまうのでそこそにせにゃあかんのですが、それでいうと最初に挙げた「新書企画を書き上げる」ということが大事だと思ってます。「なんか面白い本書いた人がいるけど、彼はLIGの広報らしいよ」って思ってもらえたら、自分個人にとっても会社にとってもメリットがめちゃくちゃある。そうなれるように個人の仕事もがんばりたい。

今は「会社:個人」の仕事の割合が、100が分母だとすると「120:0」になっちゃってるのですが、そこをなんとか工夫してリソース配分するほうが、絶対、個人にとっても会社にとってもメリットになる。そこを今年はなんとか糸口つかまないとあかんなと思っています。

ついでにもういっこ「外に出る」というのは、会社のなかばっかりで仕事をするのではなく、いろんな場所に行き、移動しながら仕事をするってのを(去年は会社の仕事としてそこそこやったんだけど)もうちょっとやりたいと思います。

まとめ

こうして書いてみると、めちゃくちゃ大変な目標を掲げているような気もするんですが、まずはマストの目標と簡単な目標からどんどんクリアしていければと思っています。

なお今年の2月に33歳になるんですが、ライターとして単著の一冊も書いていないのはヤバイなと思っているわけで。ただ、誰かが「33までは28」って言ってました。つまり、28歳はまだあと1年ちょっとある。なので、最後の28歳の年と思って、Take It Easyにランニングしていきたいと思います。

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