過去の動画制作実績をまとめてみた

ビデオカメラのイラスト

最近、本業のほうで、記事などのテキストコンテンツ制作だけでなく、動画制作関連の監修もやるようになりました。

じゃあお前、どんな動画作ってきたんや? ということで、自分が制作に携わった動画で、今もネットで見られるものを改めてまとめてみたいと思います。

もう5〜7年くらい前のもので、学生に毛が生えたレベルではあるのですが、YouTubeの再生回数でいうとどれも数十万回は観られていて、結果としてはしっかり出ているのでは、と思います。動画編集スキルという意味ではけっして高いとはいえないのですが、「企画性」という部分では勝負できていたんじゃないかと思っています。

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過去の動画制作実績まとめ

恋するフォーチュンクッキー PLANETS Ver. / AKB48[公式]

これは2013年にブームとなったAKB48「恋するフォーチュンクッキー」のダンス動画を、僕が以前所属していたカルチャー誌「PLANETS」の関係者や読者のみなさんを巻き込んで、2013年の春〜夏にかけて作ったものです。堀潤さん、安藤美冬さん、開沼博さん、常見陽平さん、濱野智史さん、岩崎夏海さん、駒崎弘樹さん、石岡良治さん、家入一真さん、ホリエモンさん、水無田気流さんなども出てくれています。

PLANETS」は評論家として活躍する宇野常寛さんの主宰するカルチャーメディアで、宇野さんの書き手/論客としての活動と連動しつつ、ライター・編集者・起業家をはじめ各界の専門家のオピニオンを、メルマガや生放送、SNSを通じて発信している媒体です。

この動画は、僕がまだアルバイト的に関わっていたときに、「動画制作をやったことがあるから」ということで制作に携わったコンテンツです。いろんな人のスケジュールを抑えて撮影に行き、香盤表を作りつつ編集していったのですが、今思うと進行管理やクライアントとの折衝といった部分を、制作を通して学ぶことができたのではないかと思います。

もともと自主制作として作ったものなのですが、AKB運営側に見てもらって、公式動画としても採用されました。オリジナルバージョンはこちらです。

基本的にものすごくDIYで、予算もかけずに作っているのですが、SNSでのバズなども起こって合計の再生回数は70万回となり、PLANETSの活動の広報やコミュニティづくりとしては非常に効果的なものだったのではないかと思います。

余談ですが、もともと別の仕事でつながりのあった社会学者の大御所・宮台真司さんにも声をかけようか、という話になっていたものの、「宮台さんはAKB嫌いだからやめとこう」ということでお声がけしておりませんでした。

そうしたら、後日「読売新聞」で恋チュンダンスムーブメントに関するコメントをしていて、ご自身のブログで「PLANETS Ver.」についてこんなふうに触れていました。

おまけですが、「恋するフォーチュンクッキー PLANETSバージョン」を見て驚きました。宮台ゼミ関係者がなぜか大勢出ている。

一緒にナンパ講座を運営するゼミ関係者の立石くんと中野くんとお茶をしてたら、なんと彼らが作ったというじゃありませんか。

「なんで俺に声かけないわけ?」「だって宮台さんAKB嫌いじゃないですか」「知らねえよ、こういうの作るときは祭り好きの俺に声をかけんだよ!」「……」。

(出典:『読売新聞』で「恋するフォーチュンクッキー」を踊るブームにコメントしました – MIYADAI.com Blog )

ここで出ている「ナンパ講座」については後述しますが、宮台さんとはPLANETSとは別に、一緒に活動をしていた時期でした。結論としては声かければよかったみたいで、我々の宮台さんに対する理解度はまだまだだったんだな、と反省しました。

もしコミュ障の童貞男子がカリスマナンパ師にナンパを教わったら(前・後編)/通称「もしドナ」

これは非常にアングラ感のある、かつ学生の自主制作感の半端ないコンテンツですが、「もしコミュ障の童貞男子がカリスマナンパ師にナンパを教わったら」(通称「もしドナ」)という動画も、2013年の夏にかけて作りました。

後編はこちら。

この動画をなぜ僕が作ったのかというと……動画に出てくる大学院生で首都大の宮台さんのゼミに所属していた立石くんがもともと友人で、「ナンパ」に対して非常に興味を持って独自にフィールドワークしていたのですが、彼から「こんど宮台さんとネットで活躍するナンパブロガーを集めて新宿ロフトプラスワンでイベントをやるから、手伝ってくれや!」と声を掛けられ、そのイベントの最中に上映する動画を制作したわけです。これが2012年夏のこと。

結果としてイベントは大盛況となり、それがきっかけで「イベントの内容を電子書籍にしよう!」ということで、僕と、もうひとりK村さんという友人が加わって構成・編集とオーサリングまでやって、そのなかの動画コンテンツということでイベント時のものを再度編集し直し、2013年夏の電子書籍の発売に合わせてYouTubeにアップロードしたわけです。

YouTube動画は前後編合わせて約30万回の再生となり、電子書籍の購買にもつながって5000部も売れました。さらにはKADOKAWAの編集者にお声がけいただいて、2013年末には書籍としても発売されました。

それがこれです。

宮台さんというビッグネームの力を借りつつも、動画や電子書籍、SNSなど当時はまだまだ新しかった広報ツールをDIYでうまく活用してバズをつくり、ムーブメントにできたという部分では成果が上がったのではないかと思います。

その後、一連の動画・イベント・書籍にも登場した一人である高石宏輔さんは著者として一本立ちし、これまで2冊の単著を刊行しスマッシュヒットとなっているので、「おもしろい人」を世間に向けて紹介したという意味でも、今振り返ると「まったくの未経験の状態で、けっこう頑張ったな〜」という感じです。

自分としては「ナンパ」というものには全然興味がないのですが、彼らの活動が、その後のいわゆる「恋愛工学」などのブームにもつながっていったと感じていて、それは正直、良し悪しがあるなと思っています。

ムーブメントは自分たちの思うような経路をたどるわけではなく、僕もこのムーブメントに加担した(してしまった?)一人として、個人的に複数名の方から怒られたりしました。自分としては素材はなんでもよく、「動画や電子書籍などを使ってコンテンツをつくり、SNSでバズを起こしてみたい」というチャレンジではあったので、そう言われてもな……という思いは若干あります。

とはいえ、いろんな人とチームを組んでコンテンツを作ってみる、それがちゃんと結果として出た、という意味では、外野からはわからない工夫や苦労、コンテンツを作ることの難しさを学ぶことはできたので、全体的にはよかったなと感じています。

あの花の秘密基地を探してみた。【聖地巡礼】

これは上記ふたつのプロジェクトより前の、2011年に作ったものです。

きっかけは、その当時通っていた大学院での、院生・学部生合同の映像制作の授業でした。その授業自体は真面目なものだったのですが、授業の初めに「自分で動画企画をつくってプレゼンする」という機会があり、僕は「アニメの聖地巡礼のドキュメンタリーをつくりたい」という非常にアレな企画をプレゼンしたら意外と評判もよく、メンバーも4名集まり、そのチームで力を集めてつくったものです。このうちの一人が、前述の「もしドナ」動画と電子書籍をいっしょに作ったK村さんという人でした。

題材は、当時ヒットしていた深夜アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、通称「あの花」で、この作品は埼玉県秩父市にある実際の場所を舞台としていました。その舞台をめぐりつつ、物語のキーとなる「秘密基地」を探し出すというお話です。

秩父に何度もロケに行ったりして作った動画は、その授業で動いていたプロジェクトのなかではダントツの出来で高い評価をもらいました。今見ると甘い部分もすごく多いのですが、授業期間終了後にもみんなで集まってさらにアップデートを重ね、YouTubeにアップロードしたら外国の視聴者も含むたくさんの「あの花」ファンに見てもらうことができて、現時点での再生回数は20万回を超えています。細かな編集レベルが甘かったとしても、企画性と熱量の高さがあればコンテンツは届くんだなと感じました。

まとめと余談

後半の2つは今思うとなかなかアホな企画ではあるのですが、この当時から「ユーモアのあるものをつくろう」ということはすごく意識していて、一生懸命な熱量を込めつつユーモアの精神のあるものをつくりたい、ということは、今でも一貫して考えていることではあります。

あとは、DIYでもいいから、とにかく企画性の高いものをつくりたいということ。今の自分の立場としては、(非常にありがたいことに)「コンテンツに予算をかける」ということは可能になっているのですが、「予算があるからこういうのをつくろう」ではなく、まず「企画性の高いものを」という姿勢は、これからも大切にしていきたいことです。

それと先日、今は某noteな会社でエンジニアとして働いているK村さんに声をかけてもらって、そこのミートアップにLIGのメンバーも連れて行ったのですが、もう8年も前からのつながりが今もこうやって生きていて、似たような業界で互いに頑張れているということが、自分にとっては、すごくありがたいことだなと思いました。

コンテンツはもちろん読者のために、ユーザーのために、喜んでもらえるものをつくろうという考えが第一なのですが、そうやって何かの目標のために一生懸命頑張ってみることが、自分の人生にとっても大切な関係性ができることにつながる。「読者・ユーザーに喜んでもらう」ことをめざすコンテンツ制作において、実はそういった良い意味での副作用もある。そういう部分も、改めて大切にしていきたいと、この記事をまとめていて感じました。

今、本業のほうでは必ずしも動画の実制作をしているわけではないですが、全体監修として関わっています。FacebookやYouTubeで「Life is Good TV」というチャンネルで配信しているので、よろしければ見てみてくださるとありがたいです。

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