精子の活動に関する生理学を実感した件

雑記

先日、こんなことがありました。

これ自体は物理的な負傷とかはなくて、痛みだけだったんですよね。

でも実はこのあと、体全体がそっちを直すために集中しているせいで免疫力が下がったらしく、右下半身が帯状疱疹になってたのです。「なんかカブレてんな……イヤだな……」と思って、年末に駆け込みで医者に行ったらそう診断されたんですよね。

それで陰茎の方も一部やられて、しばらく風呂に上がるたびに軟膏を塗ってガーゼで保護してました。免疫力が下がるって怖いです。今後キャッチャーをやるときはファウルカップ(スライディングパンツとともに着用するガード的な器具)を着用しないといけない、ということは胸に刻もうと思います。

それで、約3週間ぐらい、大事なところをまったく使っておりませんでした。

「え、そんな禁欲できんの?」と思われるかもしれませんが、普通に患部が痛むのでそもそもそういう気持ちになりません。

で、数日前に、帯状疱疹も薬と治療のおかげでほぼ直ってきたので、久しぶりに精子を出してみようと思ってトライしてみたんです。そしたら、いわゆる禁欲後と同じく、初回から3回目ぐらいまではすごい量が出ました。でも、普段よりちょっとさらっとしているというか、精子に元気のない感じがありました。色も、普段は白っぽいんですが、そのときはややくすんだ色になっておりました。

それで解禁から4回目ぐらいで、量が急激に少なくなったんですよ。もちろん時間は置いてるので、普段だったらいつもどおり出るものが、そこまで出ないと。

で、調べてみたらTarzanにこんな記事があったんですよね。

オナニー&SEXの「やってはいけない」5つのこと | Tarzan Web(ターザンウェブ)

この記事にはこうあります。

仕事が多忙だったり疲れていたりして、気づけば1週間以上射精せず。久しぶりにオナニーしたらこれが何とも気持ちいい。この快感が忘れられずに、その後もオナニーの間隔が開きがちに。でもそれ、マジでNGなのだ。

「精子は睾丸から出て精管を通過する時点で酸化ストレスを受けているので、それを溜めたままにすると、新しく作られた精子の運動率をも下げてしまう。オナニー断ちの後に射精すると確かに気持ちいいですし、精液も見た目は元気そう。でもその質はといえば、低下している恐れがあるのです」(小堀さん)

週1回以上は射精した方がよいのだとか。

「射精を繰り返すことが精子の運動率を上げ、元気にするので、特に妊活中の男性はどんどんオナニーすることをオススメします。また、オナニーをすることで男性ホルモンが上がったというデータや、射精した方が前立腺がんになりにくいという調査結果もあります。無駄な禁欲生活は精子には不要です!」(太字引用者)

そう、この話を実感したんですね。

3週間も禁欲していたことによって、精巣の生産能力が低下していたと。

仕方なく禁欲している3週間のあいだは、余計な時間が取られない&ついエッチなことを考えてしまう時間がなくなる、ということでメリットが多いと感じていたのですが、健康のために適度に出すことは必要なのです。

今までは「こんな無駄なことに時間を使って……まったく……」とか、「エッチなことを考えてしまった」みたいに罪悪感を感じることもなくはなかったのですが、そういう罪悪感は要らないと。まずはそういう罪悪感から自分を解放して、「健康にもいいし」と思いながら適度に行おうと思った一件でした。

(了)

※アイキャッチは2022年正月の八ヶ岳の写真です。

編集者、ライター。1986年生まれ。2010年からカルチャー誌「PLANETS」編集部、2018年からは株式会社LIGで広報・コンテンツ制作を担当、2021年からフリーランス。現在は「Tarzan」(マガジンハウス)をはじめ、雑誌、Webメディア、企業、NPO等で、ライティング・編集・PR企画に携わっています。
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