朝やること・やらないことのリスト

生活

朝の時間をどういうふうに使うのかが大事だと思い、リスト化してみました。

(1)朝必ずやること

  • 朝ごはんを食べる
  • スケジューリング(Googleカレンダーの確認、紙のノートで今日と明日以降のTo Doを見る・書く)
  • ロケットスタート(脳のCPUを使う仕事から始める、執筆や企画など)

(2)朝やらないようにすること(6ない運動)

  • メールを見ない
  • チャットを見ない(Slack、LINE、FBメッセンジャー)
  • SNSを見ない(Twitter、Facebook)
  • ニュースを見ない(はてなブックマーク、なんJまとめブログ等)
  • テレビを見ない(※朝ドラのみOK)
  • 読書をしない

(3)朝必ずやらなくてもいいが、やってもいいこと

  • そうじ
  • 散歩、軽いランニング(家のまわり、公園)
  • 洗濯
  • コーヒーを用意する
  • 台所の片付け
  • 食材の仕込み

解説

「(1)朝やらないようにすること」の「CPUを使う仕事をする」というのは、能動性が必要なものである。

一方で、「(2)朝やらないようにすること」はすべて、何かに対するリアクション=受動性である。自分でアクションを起こすよりも、リアクションをするほうがラクなので、ついそっちのほうをやってしまい、エンジンがかかるのを待って、能動的なことをやろうとしてしまいがちだ。

個人的に、朝は体力があるが、夜は疲れていると感じる。

体力があるうちに、脳の体力(CPU)、能動性が必要なことを始めたいなと思う。だから順番としては能動→受動で、(2)に上がっている項目はお昼以降に息抜きでよいかなと考えた。

そのため、スマホのホーム画面1ページ目はこんな感じにしてみた。

基本的に、ちゃんとしたインプットとアウトプットのためのアプリのみにした。メールやチャット、SNSアプリは2ページ目にフォルダでまとめた。『暇と退屈の倫理学』でいう〈浪費〉的なものを1ページ目にし、〈消費〉的なものは2ページ目、というふうに分類した。さすがに「消費」系のアプリ全消しはラディカルすぎたので、今は一応スマホに入れているが、意識を持って開かないといけないように工夫している。あと通知設定のカスタマイズも重要だが、基本的に「バッジのみ」にしている。このへんの話はもう少し詳しく書いたほうが考えがまとまりそうなので、そのうち書くかもしれない。

もしエンジンがかからないのであれば、「(3)朝必ずやらなくてもいいが、やってもいいこと」をするのがよいかなと思う。こちらは能動性とともに体力を使うものだ。とはいえ、疲れてヘトヘトになるものでもなく、体を動かす程度である。そうじは体が温まるし、散歩や軽いランニングもいい。少し体を動かすことをやって、ウォーミングアップをするのがよいのかなと思う。心身のウォーミングアップとともに、生活や健康を少しでもよくできたら、よりよいのかなと思った。

なお、「(2)朝やらないようにすること」のなかで朝ドラのみOKにしているのは、朝ドラは心のウォーミングアップに良いコンテンツになっているからである。

現状このリストどおりにきちんとできているわけではないが、改めて整理するとこういうことなのかなと思い、リスト化してみた。できないかもしれない。やってみてから随時改訂していきたい。

(了)

編集者、ライター。1986年生まれ。神奈川県出身。雑誌、Webメディア、PRコンテンツ等の制作を経て、2021年からフリーランス。PLANETSで「文化系のための野球入門」を連載中です。執筆媒体は「Tarzan」「ダ・ヴィンチ」「朝日新聞デジタル」など。
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