アクションとリアクション

雑記

昨日土曜は「気分転換が必要だ」という自分への言い訳をして野球をしてきた。最近、夕方は気分転換とダイエットを兼ねて最低週4以上で運動をするようにしていて、キャリステニクスと簡単なラントレ、壁当てと素振りをしている(ちなみにキャリステニクスについてはこのページに概説が載っている)。

そしたら土曜の試合では第1打席ではライトオーバーのツーベース、第2打席はセンターを破るランニングホームラン、第3打席はライト線へのスリーベースと、わかりやすく成果が出た。特に毎日のようにバットを振るのがいいのかもしれないと思った。バットスイングに体を慣らしておくと、甘い球が来たときに正確にバットを出せる。

アクションとリアクション

ところで、最近思ったのが、「アクション」と「リアクション」の違い、ということだった。

Twitterを見るといろんな話題が流れてくる。で、そのたびに「これについて自分はこう思うかな」という感情が生まれて、何かさっとTwitterに書きたくなる。外部から何か刺激を受けて、そこから即座になにかを思ったり書いたりするのは、起きている出来事に対する「リアクション」だと思う。でも、リアクションはあくまでも何かを受けた二次的、三次的な反応でしかない。

その場で何かを思うのはいいけれども、たとえば思ったことをどこかにメモしておいて、熟成させて、ある「ひとかたまり」のものにするとか……「アウトプットする」という言葉はそこまで響きが好きではないけれど、「ちゃんとプロダクトにする」というのがいいかもしれない。英語でいうと、”productize”だろうか。そしてこれは「アクション」でもあると思う。

ラスベガスを出て、荒れ地に行く

「発信の快楽」に負けると、せっかく何か思ったことが思考として深まりにくい。これはある種、SNSの罠でもあると思うのだ。みんなが何かの話題についていっちょかみしていろんなことを言う。それ自体に価値がないわけでもないとは思いつつ、批評性は生まれにくい。

最近、行ってみたかったところに行き、別に今となっては話題にもブームにもなっていないけれども読んでみたかった本を読んだり、ネット以外でのインプットを多くしていて、やはりネットの外の世界のほうが遥かに広大であり、石油がまだまだたくさん出ている感覚がある。多くの人はキレイに整備されたラスベガスで遊んでいるが、荒れ地に出て石油を掘るほうが楽しいかもしれない。

これは荒れ地なのかどうかわからないが、「マンガBANG」で島耕作が無料で読めるというので昨日の寝る前にささっと読んだ。自分はそもそもベンチャーマインドで生きているので20代のときに島耕作を読んでもそこまで共感ができず無理やり読んで「部長」あたりで挫折したのだが、いま35歳になって一応会社員を経験した身からするとまた別の味わいがある。たしかに最近の『騎士団長 島耕作』は面白いのだが、やはり「課長」「部長」あたりは細かく抑えておかないとなと思う。もう少しでちゃんとまとまった時間が取れるはずなので、島耕作を最新作までちゃんと読む「島耕作マラソン」をそのうちやりたいなと思う。

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そういえば、野球の帰りに池袋に寄った。昼飲みをしたい若者たちで溢れていた。酒類を提供しているお店も探せばそれなりにある。カップルも多い。コミュニケーション、お酒、会話の欲求はやはり、みんなに強いのだなと思った。

中野 慧 (Kei Nakano)

1986年生、ライター・編集者・ディレクター。PLANETSにてWebマガジン編集、株式会社LIGで広報/メディア事業を経験したのち現在フリーランス。過去に構成・編集を担当した書籍に『「絶望の時代」の希望の恋愛学』(宮台真司編著、KADOKAWA/中経出版)、『ナショナリズムの現在』(小林よしのり他著、朝日新書)、『現役官僚の滞英日記』(橘宏樹著、PLANETS)、『若い読者のためのサブカルチャー論講義録』(宇野常寛著、朝日新聞出版)など。現在は、PLANETSにて月イチで「文化系のための野球入門」を連載中。
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