WordPressにペイウォールを設置できる「codoc」を導入してみた

技術ブログ

いまやたらこのブログの投稿数を増やしているんですが、そのなかでやりたかったのがペイウォールの導入。そう、ブロマガやnoteのように、記事の途中で有料にする機能のことです。

「えっ、今まで全部無料で読めたのに有料にするの?」

いや、そういうわけじゃないですが・・・そもそもこのサイトはWordPressというオープンプラットフォームを使って作っています。WordPressでは、noteみたいなペイウォールを作るには英語圏のサービスしかなかったんですが、最近、日本語UIでペイウォールを設置できる「codoc」というサービスができたんですね。今回はそのcodocを試験的に入れてみました。

「無料公開だけ」だと、逆に自由に書けない問題

なぜペイウォールが欲しいと思ったかというと、ブログでやりたいことってたくさんあるんですが、すべてを無料公開する前提だと、書けないことがけっこう出てきてしまうのです。

本来、雑誌も新聞も、メディアというのは広告だけじゃなく「購読料」でも成り立っているものなんですね。今、みんなが当たり前に思っている、インターネットで何でもかんでも無料で読めちゃう状態のほうがむしろちょっと変(?)なのかもしれません。

まあ「コンテンツはタダじゃない」ってのは本当にそのとおりなんですが、僕が考えていたのはむしろ、「雑誌の袋とじ」みたいなものをつくりたい、ということでした。袋とじに対して課金してくれる人って、冷やかしや炎上させる目的の人はかなり少なくなるので、信頼が置けると思うんですね。

ただし、このブログでは基本的に今までどおり、ほとんどの記事、ほとんどの部分は無料公開します。なにせ僕も「無料で読める」というのは好きなので……。

でもオールタイムで無料公開を前提にしちゃうと、書き方をかなり工夫しないといけなかったり、本音が書けないということがあります。そこで、「自由に書くために」「自由に書けるから更新頻度が増やせる」とかそういうことがあって、ペイウォールを導入したいなと思ったのでした。

というわけでcodocを導入してみます

まずはcodocのLPに行きます。   codoc | あなたのコンテンツをあなたのサイトで販売・課金できる コードク

ここからSNSアカウントで認証を行い、メール認証を済ませます。

そうすると、 codocのダッシュボードにログインできるように。

そのあとはひとまず、右上のメニューから銀行口座の情報を入力しておきました。これ、何回かエラー出るんですが、右上メニューから入り直したら登録できました。謎。身分証明書と住所、電話番号の登録などもあるので、ひととおり必要と思われるものはやっておきました。

WordPressにペイウォールを導入してみる

WordPressには、とりあえずプラグインをインストールしちゃいます。 codoc公式サイトにあるWordPress導入に関するページの手順どおりにやりました。

これでエディターに、codocボタンが実装されたので実際にやってみることとします。 何を書こうかな〜というと、いわゆるプラットフォームビジネスについて思うことを書いてみますね。値段は下限の100円です。

自分がプラットフォームビジネスをあんまり好きじゃない理由

現代はとにかくプラットフォームを作った企業がいちばんお金を稼げます。

GoogleもAppleもAmazonもそうだし、日本で、たとえばコンテンツプラットフォームでいえばnoteがあります。前提として、note、というか運営元のピースオブケイクさんは公私ともにお世話になっております。ピースオブケイクの人たちは好きだし、頑張ってほしいし、意義のある仕事をされていると思うんです。

ただ……プラットフォームビジネスって、ちょっとおいしすぎないか……?と思うところもあるのです。 たとえばヤフーニュースってものすごいトラフィックを得てるわけですけど、大半はヤフーが作ったニュースではなくて、新聞社・通信社・出版社・Webメディアが作ったものなわけです。

なのに、コンテンツを作った側への実入りが少なすぎると感じたりします。 ここ10年ほどでよく言われていたのは、「アメリカ・カリフォルニアのゴールドラッシュで一番稼いだのはどんな人か?」という謎掛けです。

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