たまには野球の話でも書きます。さて、最近はほぼ毎日「今永」「筒香」でニュース検索してます。筒香はサンフランシスコ・ジャイアンツでのマイナー契約&スプリングトレーニング招待選手ということで、順調なら春のオープン戦でがんがん出場するはず。
そこでの成績次第で、Up or Outぐらいの気持ちで(自分は)います。というわけで今回のアイキャッチは、約10年前にサンフランシスコに行ったときの写真です。SFジャイアンツの本拠、「スプラッシュヒット」で有名な当時のAT&Tパーク、現在のオラクル・パークですね。
ナ・リーグ西地区の「極東地区」化
2023年は春のWBCで初の日系人選手ラーズ・ヌートバーの活躍、大谷翔平MVPなど、日本の野球界が大きく世界に開かれていった年でした。今冬、大谷は10年7億ドル(日本円で1000億円)でドジャースと契約、山本由伸もドジャースに決まり、さらには松井裕樹がダルビッシュのいるパドレスに決定しました。パドレスには、韓国出身でアジア人初の内野手ゴールドグラブを獲得した金河成(キム・ハソン)もいます。そして、李鍾範(イ・ジョンボム)の息子で名古屋生まれの「韓国のイチロー」こと李政厚(イ・ジョンフ)はサンフランシスコ・ジャイアンツに。
これらの球団はすべてナ・リーグ西地区なんですね。そんなわけでサンスポが「ナ・リーグ西地区が極東地区化している」という見立てを出していましたが、これはあるなと(ソース:【MLB】大谷翔平、山本由伸のド軍加入で、ナ・リーグ西地区に日韓から総勢7選手が集結し〝極東〟地区が爆誕 – サンスポ)。
かつて120年前、「日本野球の父」安部磯雄が、日系移民がアメリカ西海岸にがんがん渡っているのを「北米の新日本」なんて言ってたのですが、東アジアとアメリカ西海岸は今になってますます心理的距離が狭まっているように思います。
さて、今永の獲得を狙っているのは今日の時点でレッドソックス、カブス、エンゼルス、SFジャイアンツだと報じられています(ソース:【MLB】今永昇太の最終候補はジャイアンツ&エンゼルスの2球団 145億円超争奪戦は最終局面に(1/2ページ) – サンスポ)。ここはぜひとも、筒香とイ・ジョンフのいるSFジャイアンツに行ってほしい! 今までの筒香に足りていなかったのは心理的なバックアップなので、今永とイ・ジョンフがいたらめちゃめちゃ心強いと思うんですね。東アジアの絆を野球でつくっていってほしいと願います。
まだ所属先未定の上沢、藤浪もナ西地区に来ないかなぁ。でもそうなると、ますます日本のプロ野球から自分の関心がメジャーに向かってしまいそうで、それはなんだかなとも思います。こうなってくると、将来的には日韓、台湾、アメリカ西海岸で環太平洋交流戦とかやってほしいですね。まあ、NPBは面白いんですが、スポーツは国際交流がミソなので、アメリカに吸い取られるんじゃなくてもっともっと人的交流が盛んになり、日本の人たちも東アジアやアメリカ西海岸の都市に関心が高まるといいなと思います。
というわけで最後に、サンフランシスコに行ったときの写真を絵日記形式で上げておきます。
サンフランシスコに行ったときの絵日記
シリコンバレーへ
再びサンフランシスコ市内
まとめとついでに告知
写真を見てキャプションを書いてて、また旅行行きたいな〜と思いました。このときは宮台先生の電子書籍が売れていて、時間もお金もあるという状態でした。時間とお金に余裕持っていきたいです。ついでに告知もしておきます。
『愛のキャラバン』の評価を改めて見てみると……。
久々に見て、「115件も評価がついているのか……」と改めてびっくりしました。この本に関しては後日談がめちゃくちゃあり、実は続編制作も進めていたのですが、さまざまな事情を考慮してストップしています。申し訳ないですが、世に出ることは当面ないと思います。社会的な評価を気にしてというより、関係者への負担を考慮した結果です。とはいえ、いろいろなことを前に進めた企画だったかと思います。
現時点で25件の評価、テキスト付きレビューを13件つけていただいていますが、今年1月7日(昨日)に新しいレビューが投稿されていたので紹介します。
さsさんからのレビュー
プロデューサーシップとは、異分野・異文化の人材や組織をつなげる、調整するスキルであり、本書ではその実践者たちの事例が数多く紹介されている。
正直なところ、普通のサラリーマンが本書の理論にあるようなプロデューサー人材になるのは簡単なことではないと思われるが、まずは様々なことに興味・関心を持つこと、好奇心を忘れないことがプロデューサー人材に近づくために重要な一歩になると感じた。
帯にある普通のビジネスパーソンとは、自分の所属する組織の業務をただ「労働」としてこなし、生活していくことだけで精一杯な人のことである(もちろん、それはそれで悪いことではない)。一方で「普通でない」ビジネスパーソンとは、自分の組織の壁を超えていくことを志向する人であり、その過程を楽しめる人のことであると感じた。
プロデューサーシップに求められるスキルは非常に高度なものに見えるし、実際そうなのだろうが、誰にでも開かれているものだと思う。本書で紹介されているプロデューサー達は自分達の仕事を辛い苦役、労働としてではなく、自ら楽しんで行う仕事として身を投じているように思われた(もちろんどれも簡単な仕事ではないが)。
私自身も、まずは、「好奇心」「分からないもの(人、文化)を分かりたい」という精神を持って、自分の仕事と社会を眺めていきたい。
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もう、何も付け加えることはないです。書籍の内容をしっかりと受け取っていただいていて、とても嬉しくなりました。引き続き、まじめにいろいろやっていこうと思います。
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