Back To Basics

最近は「カエサルのものはカエサルに」ではないけれど、日記的な内容はほとんどノートに紙で書いているので、このブログで書くことがあまりなくなってしまった。ひとつ思うのは、内面的な独白とかはブログでもTwitterでもなく、日記に書くのがもっともいいという……要は、Back To Basicsである。

インターネットがあまり普及していなかった2000年代なら日記的な内容をブログやミクシィ（！）に書いてもよかったと思うのだが、今やインターネットがあまりに気軽なツールになってしまったので、もはや日記は日記で、物理の日記に回帰していくしかないのかなと思う。

ただ、このブログは有料機能もあり、サブスク課金してくれている人もいて、そういう人に何かサービスを提供しないまま、ブログやPodcastのスポンサーということでお願いしますでいいのかというと、ちょっと違うかもしれないと思う。

▼ちなみに最近、久々にPodcast更新しました。地味に続いています。この回は、僕がこのあいだ関西5府県を周遊したことを枕に「関東民から見た関西、そして企業社会」というテーマで話してみました。このほかに、まだ3本ほど公開していないエピソードがあるのですが、のちほど編集して公開しようと思います……。

そこで今回、それぞれ無料で書くべきこと、有料でもいいことを分けて書いておきたい。まずは無料部分から。

ランニングはなんだかんだいい

以前、僕はPodcastのなかで「アンチランニング論」をやってみた。

ここで話したことについて、今でもそこまで考えが変わっているわけではないのだが、自分にもバイアスがあったなと思う。自分は高校野球のとき、長距離を死ぬほど走らされたというルサンチマン（？）があるので、ランニングへの拒否反応が強すぎるなと、後で反省した。たしかに長距離のランニングをしても野球の競技能力は大して向上しないし、そこまで一生懸命やらされるべきでもなかったと思うが、逆に否定しすぎるのも違うなと。

きっかけは、アンデシュ・ハンセンの日本でも大ヒットしている著作『運動脳』を読み終わったことだった。

これはいろんな角度から、有酸素運動の効能を説いている。めちゃめちゃ要約すると、人間が生きていくために運動が必要、とりわけ有酸素運動が予防医学的にも仕事効率的にもいいという話だ。

正直、これには納得がいくことがかなりあった。本を読み終わってから、朝起きたらすぐランニングするようにしているのだが、めちゃめちゃいい。もうこれは「いい」としか言いようがない。

単なるロードワークもやるが、自重トレ、パルクールの自主練、大きな公園でのトレラン、階段や坂道を登り降りする、ときどきダッシュする、などバリエーションをつけながら走っている。

ちなみに『成瀬は天下を取りにいく』の最後の章で、「成瀬あかりの朝は早い」とかいうふざけた書き出しで、巷で大人気の主人公・成瀬の朝のランニングシーンが描かれる。正直これに感化された部分もある。

成瀬はPL学園野球部員のごとく朝5時の目覚ましが鳴る一瞬前に目覚ましを止めて、ランニングにいくらしい。さらに受験勉強の合間に自重トレもしている。さすが、200歳まで生きることを目標にしている女は違う。

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン2が始まった

ついでに最近観ているものについて書いておくと、『虎に翼』はもちろん観ているのだが、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のシーズン2が始まったので、寝る前にシーズン1の2周目をしている。なぜなら内容をけっこう忘れているからだ。もうシーズン1は完走しそうなので、安心してシーズン2を周回できる。

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は、前作『ゲーム・オブ・スローンズ』73話の知識がなくても、ふつうにシーズン1から観れると思う。気になったら『ゲーム・オブ・スローンズ』を観ればいい、ぐらいの感じ。このシリーズはすでに今の時点で85話あるが、まだ観ていない人はラッキーだと思ってしまう。なにせ人生の楽しみがドラマ85話分増えるってことなのだから。

ゲーム・オブ・スローンズ入門については、LIGのときに書いた記事があるので、リンクを張っておきます。これ、Google Discover砲もあって即日1万PVを超えていた。それぐらい需要があったということなのだろうか。