今回もすごいライトにブログを更新してみます。最近とにかく暑いですね。僕は最近週3〜4、もしくはほぼ毎日運動してるんですが、先週土曜の試合でキャッチャーをやってもそんなに疲れなくて、「すげー!」となったんですね。
あ、前提として、キャッチャーはプロテクターとマスクつけてるのでめっちゃ暑いんです。あと野球はなぜか長ズボンでしょ? しかもキャッチャーは立ったり座ったり、1試合で100回以上はスクワットするんですよ。でもバテなかった。これは要するに暑熱馴化というやつなんですね。
暑熱馴化って何? という人向けに、ターザンの記事を貼っときます。
暑さに強くなれば、熱中症にもかかりにくくなる。そのために知っておきたいこと、やっておきたいこと | Tarzan Web(ターザンウェブ)
「真夏に甲子園」問題のざっくり結論
よく「真夏に甲子園なんかやると死人が出る」と言われますが、自分の経験からいってそれにはけっこう懐疑的です。というのも高校野球チームは夏は暑いのがわかってるので、6月ぐらいまで長袖着たりして暑さに慣れておくんですよ。そうすると意外と炎天下に試合しても大丈夫だったりします。
僕も高校野球をやっていたとき、夏休みは42日間のうち35日くらい練習か試合をしてたわけですが、高校生になってから倒れたことはないです。ただ、中2のときの夏合宿で水入れなしでアメリカンノックを延々と受けさせられたせいで熱中症になり、しかもノック後の水の飲み過ぎで盲腸を併発して入院しました。死んでもおかしくなかったかもしれません。
というわけで、おそらくですが「甲子園に出るようなチームのベンチ入り/レギュラーメンバーはまず死なない」ということ、それと「ただメンバー入りできなかった部員は夏の大会までにけっこう死んでるかもしれない」ということなのかなと思ってます。実際、新聞報道にありましたが、野球部の熱中症死亡事故はけっこう多いのです。自分の場合は死にかけましたが幸運にも死んではおらず、まわりで死亡事故を見聞きしたことはありません。ただ、統計で把握されている数字上、年1件程度は死亡事故が起きています。高校球児はしっかり自己防衛をし、保護者、指導者や学校側は予防を徹底してほしいです。
「甲子園で死人が出る」は上記の暑熱馴化があるので正直考えにくいですが、大阪・兵庫も年々気温が上がってる気がするので、もしかしたら今後は危険かもしれません。夏に甲子園をやるのはやめて、涼しい東北や北海道の山などでやりましょう(北海道でも、旭川みたいな盆地はクソ暑いからダメだと蔵人さんに注意されました)。できたばかりのエスコンフィールドとかどうですかね?
……なんて言っても変わらないとは思います。コロナ前の2019年、久しぶりに夏の甲子園を現地観戦しましたが、暑すぎです。だけど肌感覚的に、甲子園の「聖地化」はどんどん進んじゃってます。そもそも大人や周囲が甲子園大会を観るから甲子園の聖地化が進んじゃうんですよ。非合理なイベントは淡々と無視し、人気を縮小させるしかないっす。そうならないと「真夏の真っ昼間の甲子園でやりたいの!」という謎の勢力も動かないと思います。野球を愛する者は、夏の甲子園を積極的に無視していく、これをムーブメントにしましょう。
あと、みんな忘れてるんですけど、阪神タイガースは盛夏の甲子園球場でデーゲームやらないんですよ。高校野球にかこつけて「死のロード」とか言われてますがあれ別に「死」でもなんでもないですからね。プロ野球チームは真夏の甲子園球場でデーゲームするなんて非合理なことはしないんです。そもそも甲子園以外でも、プロ野球は真夏はナイターが多いんですよ。合理的ですね。
野球のプレイヤーの熱中症予防
ちょっと前、たけもこさんがこんなツイートをしてました。
高校球児にかぎらず、夏に野球の試合をするときは、まず前提として、
- 日焼け止めをしっかり塗る(紫外線の吸収が抑えられる→これ科学的な観点から否定する人がけっこういるんですが、ガチで日光に当たってきた自分としては日焼け止めの熱中症予防効果はけっこうあると思います)
- サングラスをする
- 汗をかきすぎたらアンダーシャツを替える(ダブルヘッダーなら1試合目と2試合目の間に替えたほうがいい)
- 練習中に水はかぶらない(練習中にカラダが冷えすぎると逆効果。練習後ならOK)
- こまめに水分補給をする(真夏だと2時間あたり2リットルは必要です)
- タオルを使うときはポンポンと肌に当てる程度にする(がっつり拭き取ると汗の放熱効果が薄れて逆効果のため、少し汗を残すようにする)
これらが重要です。成人にかぎらず、高校生、小中学生もなるべくサングラスをするようにしましょう。
野球に関係なく、人々が夏を乗り切るには?
僕も大学野球が終わって以降、がっつり運動をするということがなくここまで来てしまって、特に30代になってからは夏バテするようになりました。「年かな…」とか思ってたんですが全然違いました。
たしかに高校、大学時代は夏バテなんつーものはしませんでした。健康体だったからというわけではなく、単に暑熱馴化ができていたからでは? そう思い、今夏は早めに暑熱馴化をしておくべく、朝や夕方に軽く運動するようにしてます。カラダが暑さに慣れておくと、わりといけるなと。キャッチャーで1試合やって疲れてないんだから相当ですよ。
もちろん、真っ昼間に運動するのはダメです。素朴に熱中症の危険があるので。昼ほどは暑くない朝や夕方に運動して暑さにカラダを慣らしましょう。高校球児に夏バテはないので、高校球児に近づければOKということです。乱暴なようですが、人間のカラダの仕組みである暑熱馴化を活用しようという、科学的かつ単純な話です。
日傘、キャップ、サングラス
今日は長い打ち合わせで腹減ってたので、久々にランチ外食しに行ったら、日差しが強すぎて日傘必要かもってなって、さっきカバンに折りたたみ傘を入れました。
「日傘してるのは先進的な男性!」みたいな今のムーブメントは正直、女性から男性へのマウンティングっぽくて嫌(自分がされて嫌だったことは他人にしないのが人倫の基本だと思っている)なんですが、でもよく考えたら、僕はふだん夏の晴れの昼間に外出するときはサングラスとかキャップしてることが多いです。それに日傘加えると、なんかすごい見た目になっちゃうかもしれない。
というか、日傘なくても、ちょっとの外出なら日焼け止めとサングラスでけっこう行けないですかね? 別にどうしても日傘したくないわけではないのですが、日傘+キャップ+サングラスだと、ファッション的にやばい人にならないかなと。
欧米ではサングラスがメジャーで、日本だとよく言えば個性的な人扱いなんですが、僕はサングラスは好きです。なぜなら、U2のボノも、Oasisのノエル&リアムのギャラガー兄弟もよくしてるからです。日傘は、最近知ったんですが日本では窪塚やオダギリジョーが広告に出てますよね。窪塚は好きなので、「窪塚がしてるんならいいかな」という気にはなりました。
ここからはただの妄想なんですが、もし僕が日傘してたら、窪塚なら「いいじゃ〜ん!俺、仕事した甲斐あったな〜!」って言ってくれそう。だけどノエルには確実にキレられると思うんですよね。「てめぇ、なんだ男のクセに日傘なんかしやがって! デーモン・アルバーンみたいなスカしたクソ野郎なのか!?」って。一方、リアムだったら「ロックンロールじゃねぇか!」って言ってくれそう、なんでも価値転倒させてロックンロールだと言い張る人なんで。ボノは「わかるよ、SDGsだね」って感じになるんじゃないかな、多様性を認めたり何でもかんでも地球環境保護につなげがちな人なんで。与太話でした。今回はこのへんで。
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