たまには野球ノートをつける

野球ノート

このサイトは基本的にブログなので、日記的なことを書こうと思う。生活や仕事などについても書きたいが、まずは野球である。

野球ノートという文化がある。最近の高校球児のあいだではすっかり定着していて、野球のプレイについて気づいたことを文章に書くというもの。僕が高校野球をやっていたときはあまりそういう文化がなかった。でも、自分で書くというのも新しいと思うので、書いてみる。

バッティング:フルスイングできていない問題

最近はとんと打てていない。昨日も4打数ノーヒットだった。第2打席では外角高めの球をレフトにいい当たりを打ったが、レフトライナー。第3打席ではインサイドの球をライトに飛距離ではおそらく100m超の大ファウルを打ったが、次の外角の球をあっさり打ち上げてピッチャーフライ。

ただ、大ファウルのときは、久々にフルスイングできた感じはした。過去数年、たまに完璧な当たりを打てることがあって、おそらく普通の球場だったらスタンドインしているはずだが、草野球の球場は、球場ごとに形が違い、ライトにものすごい高いネットが貼られていて、ネットに阻まれるということがある。飛距離的には100m以上飛んでいるだろうに柵越えしなかったりする。逆に80〜90mぐらいの飛距離でも柵越えする球場もあるが、そういう球場のときにかぎって大きな当たりを打てなかったりする。

で、そのファウルの打球を打ったときに、最近そういえば試合でフルスイングをできていないなと思った。バッティングの基本はとにかく、「タイミングを合わせて、フルスイングする」である。

タイミングを合わせるためには準備が大切で、打席に立つ前にピッチャーが投げているときにタイミングを合わせてスイングしておくことが必要だ。でも最近は、プレイ以外にチーム運営など考えることが多くてそこが疎かになっていた。やはり「タイミングを合わせてフルスイング」は基本として大事なので、しっかりやりたい。

しっかりベストなスイングをできてもファウルになる原因は、①開きが早いのと②横振りになっているから、である。このとき必要なのは「前から来たボールをタイミングを合わせてフルスイングしてセンターに返す」という練習である。これは基本的にバッティングセンターでしかできない。引っ越してからまったく行っていなかったので、近場のバッティングセンターに近々行くようにしたい。ちなみにフルスイングするときは「うるァーーー!」と日比野ハレルヤみたいな声を(脳内でもいいので)攻撃的な感じで出しながらやるとわりとフルスイングできる。アホみたいだが本当の話である。プロ選手でもやってる人はわりといる。

あとはフルスイングの練習である。フルスイングは体の負担が大きいので、体調が悪くなったりする。スイングは一方通行の運動なので、体のバランスが崩れるのだ。だからティーバッティングでフルスイングの練習をしつつ、インターバルのときにミドルパワーランなどをやっておか必要がある。

僕の場合、基本的に運動センスがないので、練習していないと打てない。ガチにやりすぎだろと言われるかもしれないが、まあ練習しないと野球の試合に出ても役に立たない人間なので、そういう自分の限界を知った上で、仕事や生活とうまく両立できる範囲で練習しておきたい。

投げる:できるだけ横を向いたまま動く

投げる方は、最近はうちのチームでキャッチャー不在のことが多いので僕がキャッチャーをやることが多く、できていない。

昨日の試合後に少し、マウンドから投げて練習してみた。最近練習していて、右肩を落として投げるやり方は徐々に身についてきたと思うが、マウンドに立つとなかなかコントロールがうまくいかない。低めの球のボールがどうも伸びていかず沈んでしまうのだ。

そこでテクニカルディレクターの川島さんからは、「ワンバウンドを投げるつもりでやってみよう」「投げるときにずっと顔が正面を向いているので、片目で見るようにしよう」とアドバイスされた。

そこで、頭と体は三塁と平行にし、キャッチャーを片目の端で見る方法を試してみたが、これだと頭が前に行かない&体が開かないので、ちゃん腕を振り切って投げられるのと、スピンがかけやすい。それと左右のコントロールもブレにくいと思った。

そういえば、僕は一塁への牽制球は速い球を投げられるしコントロールもいい。それは、投げるときに顔を目的の方向に向けるのではなく横向きのまま投げているからなのかなと思う。それを、マウンドからホームベースに投げるときに普通に再現できるといいのかもしれない。

よく言われるのが、投げるときに左肩を投げる方向に向けているとコントロールが安定しやすいということだ。18.44mでキレのあるワンバウンドの球を投げるには、それこそ左肩がホームベースに向かっていないといけない。早めに肩がホーム方向に開いてはダメなのだ。なので、「頭と体は三塁と平行にし、キャッチャーを片目の端で見る」と「ワンバウンドでキレのある球を狙った方向に投げる」という練習をしてみようと思う。

編集者、ライター。1986年生まれ。2010年からカルチャー誌「PLANETS」編集部、2018年からは株式会社LIGで広報・コンテンツ制作を担当、2021年からフリーランス。現在は「Tarzan」(マガジンハウス)をはじめ、雑誌、Webメディア、企業、NPO等で、ライティング・編集・PR企画に携わっています。
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