月10本ペースで更新していたこのサイトですが、最近あんまり更新してません。僕以外の人(谷くん、かしゅーむくん)も忙しいみたいなのがあるんですが、僕自身が最近ちょっとネットへの接触を減らしていて、素朴に更新が疎かになっていました。
理由は普通に仕事が終わっていないのと、生活習慣をもう少しカスタマイズしたいと思って、前の記事に書いたようなことを実行していたためです。
ここで書いてる内容を身体に染み込ませるためには、これまでの生活習慣から何かをマイナスする必要があります。そこでスマホをあんま見ない、ネットとの接続を一回切るみたいなことをしていました。最近はわりと慣れてきたので、ネットとの接続をちょっと再開しました。
最近の仕事状況
最近は、ブックライティングをやっています……。8月中旬ぐらいまで多数の仕事を抱えてあまりに忙しく、その影響で、本件が当初の締め切りからかなり後ろに倒れてきているので早急に終えたいと思います。それが終わったら、「文化系のための野球入門」を頑張って書いていきたいです。
仕事に関してはフリーランスになってから仕事を受けすぎてスケジュールが逼迫し、気力体力ともに減退していたのが一番つらかったです。あとはやっぱり、やりたいことやインプットや執筆の時間が捻出できなくなったこと。結果、「俺、何のために生きてるんだっけ……?」という状態になっていました。
なんのために うまれて
「アンパンマンのマーチ」(作詞:やなせたかし 作曲:三木たかし 歌:ドリーミング)より
なにをして いきるのか
こたえられないなんて
そんなのはいやだ!
というフレーズが頭のなかでよく鳴っていました。今はスケジュール調整をしっかりやるフェーズにいます。
最近特に気になってること
最近、『東京リベンジャーズ』が流行っていますが、僕はアニメは全部観て、単行本も全部読みました。完全にハマっています。特に気になるのは、マイキーのピーチ姫力。最初はヒロインのヒナちゃんを救う的な、ドラクエ的な話だと思っていましたが、まさかそうなるとはという。マイキーは造形もよくて、ほぼほぼHyde先生に近い。Hyde先生もマイキーの髪型にしてましたね。
当初は『リゼロ』とかあのあたりのなろう系小説×ヤンキーかー、その掛け合わせは確かに面白いけど、設定一本勝負で勝ち切ろうとしてて、ヤンキーのリアリズムが薄いな、とか思っていました。僕は広い意味ではオタク文化に親しんでいるとは思うのですが、マイルドなヤンキーでもあるとは思うので、ヤンキー的リアリズムの部分でけっこう引っかかっていたのです。
率直に言って「オタクだけどヤンキーになってオラつきたい」という、オタクコンテンツならではの都合の良すぎる「いいとこどり」の願望充足的な想像力を、『東リベ』にはうっすら感じていました。そういうのはオタク的感性であって、ヤンキー的リアリズムではないわけです。ヤンキー的感性というのはネットでは批判されがちですが、僕はどちらかというとオタク的感性の淡白さ、襞の無さみたいなもののほうが批判されるべき点は多いと思います。『鬼滅の刃』なんかは、その意味でかなりオタク臭いなと思う部分はあります。
ただ、『東リベ』はそういう「いいとこどりの都合の良さ」とか「ポリコレの優しい物語」指向が『鬼滅』よりは若干薄いかな、とは思います。あと、途中からいろんなキャラクターの魅力がどんどん出てきて、HiGH&LOW的な群像劇の楽しさがあるなと思ったんですね。特に千冬が好きです。ガンダムSEED的な、なんか臭うけどキャラクターが立ってて楽しいのでわりとどうでもよくなる現象というか。
他には、『おかえりモネ』も引き続き観てます。あと、ネトフリで『ゴールデンカムイ』も観てます。『ゴールデンカムイ』は、漫画よりもアニメのほうが面白く観られる感じがしました。『オッドタクシー』はちょっと観ましたが、古き良きサブカル作品というか、文化系な人たちのあいだで話題になりそうな感じを受けました。僕はこれまでの人生で「サブカル臭のするものには距離感を取って接する」ということをモットーに生きてきたので、今は「まあいいや」となってますが、あとで観るかもしれません。『カフェでよくかかっているJーPOPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』とか、ああいうものって現実に接する際の世界観が歪んでいく不思議な重力があるので、心身ともに健康でないと具合が悪くなるところがあるように思います。
他のコンテンツでいうと、とにかく毎日、筒香を見ています。なんならピッツバーグ・パイレーツにちょっと詳しくなりました。パイレーツはわりと素朴に『がんばれ!ベアーズ』的なチームで、ベイスターズ感がすごいです。筒香はやはりベイスターズ的な場所でこそ輝く、劉備のような男なのかもしれません。
筒香は今までレイズ、ドジャースにいましたが、三国志でいえばレイズは「呉」みたいな国力もそこそこ高いけど工夫で勝ってるチームで、ドジャースは素朴に「魏」みたいなチームです。筒香はやはり貧しい家(ベイスターズ)の出で、それでも高貴さを失わなかった男なので、国力が貧弱な「蜀」でこそ輝くのかなと思う今日この頃です。ピッツバーグのPNCパークも行きたいし、シカゴのリグレー・フィールドも行きたいし、ニューヨーク州のクーパーズタウンも行きたいなぁ。
(了)
ちなみに、アイキャッチのモデルは2番めの姪で、実家の庭で撮りました。前から姪にモデルをお願いしていろんな写真を撮らせてもらっていたのですが、ほとんど使える写真がなかったんですよね。やっぱ子役とかじゃないので難しいです。ただ最近は、カメラマンとモデルとしてのコミュニケーションが取れるようになってきた気がします。顔がばっちり映っているよく撮れた写真は(本人が可否を判断できるようにならない限り)ネットで公開するつもりはないですが、家族のLINEとかには流してたりします。写真は「撮られ慣れ」が大事で、それはのちのち本人のためにもなるんじゃないかとも思うんすよね。
今後も、姪の母(自分の姉)への説明とともに、姪本人とも「モデルとは」ということについてコミュニケーションを重ねていきたいです。姪はかわいいですが、『不思議の国のアリス』のルイス・キャロルは本当にダメだと思うので、よりよい関係性をつくるにはということは考えていかねばと思います。
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