この間、うちの姪がビーバーの話をしてくれた。「イギリスでビーバーがダム作ってて、そのダムが洪水をひどくさせないのにすごい役に立つんだよ。ビーバー、すごいんだよ」と。
こういう発想、なかなか自分には出てこない。そこで姪はビーバーに共感しているのだ。その感性がすごいというか……大人になればなるほど、その発想を忘れてしまう。だから、僕は姪に学んでることも結構多い。彼女は鳥の生態にも詳しいので、いろいろ教えてくれる。鳥は何を食べて生きてるのかとか、僕は興味すら持ってなかったから。
子どもがなぜ動物に共感するのかというと、まだ動物の一部だからであるらしい。大人になると文明的に生きているので、人前で人間の腕につかまってぶら下がったりしない。大人もときには四本足で歩いてみたりすることが必要なのかもしれない。
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