謎のPodcast「フリーランスが学ぶ!企業社会の歩き方」の第5回を公開しました。Z世代新卒フリーランス編集者の竹本さん@ShidzuPubl 、それとミレニアル世代編集者の小池さん@masakik512 とともに、一つの作品を取り上げて日本型企業社会の現在について考えていく企画です。
前回からドラマ『獣になれない私たち』を扱っていますが、Part2となる今回のテーマは昨今流行の「脱恋愛トレンド」です。
この社会の片隅に生きる20〜30代のフリーランス編集者、小池真幸、竹本智志、中野慧が、過酷な資本主義世界をどう生き抜くか?を様々なコンテンツから学ぶPodcast「フリーランスが学ぶ!企業社会の歩き方」。 初回〜第3回で扱った弘兼憲史『課長島耕作』に続き、前回からは2018年に放映されたドラマ『獣になれない私たち』(脚本・野木亜紀子)について話しています。恋愛と仕事に悩めるミレニアル世代の群像劇から、企業社会を生き抜くどのような術を学び取るのか? Part2では、Z世代フリーランス竹本が感じた違和感をベースに、各々の「仕事」観、そして現代における「脱恋愛」トレンドが意味するものについて考えました。 ▼今回のトピック ・「ツクモクリエイトジャパン」という恐るべき会社について ・属人的なビジネスモデル、独裁経営……現代のマネジメントと照らし合わせてみると ・見過ごされがちな九十九社長の「いいところ」 ・「仕事ができる」ビジネスパーソンが経営者になっちゃう問題 ・20世紀日本企業の人格主義、儒教的価値観 ・成果主義(新自由主義)のもと、ネオリベ社長を放置してきた周囲にも責任がある? ・経営者は適当っぽく見えたほうがいいのかも? ・本当に役員になるべき人材は○○さんではないか説 ・フリーランスとしてのクラフトビールバー経営者 ・暴力も辞さず、斜に構えていくスタンスの根元恒星 ・『けもなれ』で唯一ファイトクラブに入れそうな××さん ・最も「儒教的な徳」があるのは誰か? ・昨今の“脱恋愛トレンド”の是非 ・飲み会での「とりあえず恋愛の話」、が孕む暴力性 ・「恋愛トレンド」の始祖はヨーロッパの宮廷文化 ・マッチングアプリで生まれつつあるSF的恋愛観 ・トレンディドラマはドーパミン的恋愛依存症の量産装置? ・『若きウェルテルの悩み』の最後、アリかナシか ・恋愛はそもそも反社会的である ・ウェルビーイング全体主義の危険性 ・恋愛と個人主義――文学史的な観点でみる『東京ラブストーリー』 ・『曽根崎心中』はトレンディドラマの元祖だったのか? _ 『けもなれ』回は全3回の予定です。第3回は、タイトルの「獣になる」が意味するものについて話す予定です。
ベンチャーで見聞きしたこと・考えたこと、そして恋愛コンテンツまわりの話をまとめてしたのは初めてだったので個人的には面白かったです。儒教的な徳とかの話も案外新しいかもしれません。
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