昔、中高生で通っていた頃、横浜中心部が苦手だったが、今はどうも落ち着く。
東京・資本主義・消費社会の巨大なブラックホール、バミューダトライアングルからほどよい距離感が感じられる。山手線の無限ループがよくないと思うんだよなぁ。山手線が無限にグルグルしてるのって「資本主義には終わりはないんだよ!」という強迫神経症の隠喩なんじゃないか?
そういえば、京都は文化系の圧が強いと感じる。好きだけど、選民思想に支配されているというか、「文化系の世界観が全てじゃ」と迫られている感じ。そうすると、大阪に行くとほどよく落ち着く。
スローライフ×文化系の圧というものを京都や鎌倉には感じる。教養主義とマウンティング、歴史の重み。東京的な強迫神経症の、また違った形での圧。
昔は横浜のことを「何が国際都市や!」と思っていたが、今は「あ〜国際都市だわ」と感じる。
「横浜に住みたい」と言う人のことを「はぁ?なんで?」と思っていたが、住み直してみると案外暮らしやすい。近代化以降にできた街だから、土着性が微妙に薄い。東京って、やっぱり「江戸」だと思うのよね。横浜にはそういう伝統は良くも悪くもないから。
そして昔はここからハワイ、シアトル、サンフランシスコ、上海に行くことができたんだなぁ。
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