謎のPodcast「フリーランスが学ぶ!企業社会の歩き方」の第3回が出ました。今回も、Z世代新卒フリーランス編集者の竹本さん@ShidzuPubl 、それとミレニアル世代の小池さん@masakik512 とともに『課長島耕作』について話しています。
前回はマーケ的な側面から話しましたが、今回は「島耕作とわれわれの生きる日本社会」みたいな大くくりのテーマになっています。竹本さんの志向で、なぜか島耕作とムッソリーニの関係性について話す、みたいな下りもあります。笑
※2022.08.14.12:45追記 最初にアップロードされていた音源の再生速度が倍速で設定されてしまっていたようで、通常の再生速度でアップロードし直しました。アップ先のURLは同じです。
▼Podcast番組概要 「フリーランスが学ぶ!企業社会の歩き方」 この社会の片隅に生きる20〜30代のフリーランス編集者、小池真幸、竹本智志、中野慧が、この過酷な資本主義世界をどう生き抜くか?を様々なコンテンツから学ぶPodcastをはじめました。題して「フリーランスが学ぶ!企業社会の歩き方」。
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この社会の片隅に生きる20〜30代のフリーランス編集者、小池真幸、竹本智志、中野慧が、この過酷な資本主義世界をどう生き抜くか?を様々なコンテンツから学ぶPodcastを始めました。題して「フリーランスが学ぶ!企業社会の歩き方」。 初回のテーマは弘兼憲史作、1983年に週刊モーニングで連載が始まった『課長島耕作』です。令和のフリーランスが昭和のサラリーマン漫画を読んで何を感じるのか? その第3回は、島耕作とジェンダー、全体主義などとの関係性について議論しました。 ▼今回話したトピック ・島耕作の"ライフスタイル"の謎 ・「好きな仕事を犬のようにしたい」は人格を疑わざるを得ない? ・小熊英二『日本社会のしくみ』から考える「島耕作」 ・なぜ"離婚が昇進に響く"のか? ・「島耕作」に見る、ロマンチック・ラブ・イデオロギーの綻び ・「島耕作」と個人主義 ・「島耕作」を読んでいると、全体主義的な抑圧を忘れられる? ・過剰な"人柄主義" cf.真実一郎『サラリー漫画の戦後史』 ・島耕作はファシスト党の一匹狼? ・ファシズムの極例としての「島耕作」? ・「ニーチェやショーペンハウエルを読んでいる奴」が馬鹿にされるのはなぜ? ・「島耕作」に見られる、反教養主義 ・「島耕作」の世界にコーポレートガバナンスは存在したのか? ・ヤクザと島耕作 ・東京信仰/地方蔑視の激しい「島耕作」 ・論外な女性蔑視だが、"強い女性"の描写が以外に多い? ・太宰治と「島耕作」 ・「島耕作」におけるファム・ファタル ・インターナショナルなポリアモリー関係が描かれる「島耕作」 ・「島耕作」における同性愛の重要性 ・「島耕作」のジェンダー観は武家社会を引きずっている? ・"銀座"というインフォーマルな権力 ・"人柄主義"における人事評価は? ・最近のベンチャーにおける人事評価は"すり合わせ"? ・360℃評価は、人間関係のマネジメントを高める? ・仕事以外の側面が捨象される「島耕作」 ・「島耕作」はムッソリーニを超えた? ・「島耕作」とクイーン&デヴィッド・ボウイ『アンダー・プレッシャー』 ・島耕作はリクルートでは使い物にならない? ・「島耕作」とポストモダン ・島耕作は自己開示するカードがない? ・「島耕作」と「共同身体性」 ・島耕作と仲良くなるには? ・「島耕作」におけるメンタルヘルス ・島耕作と樫村、その関係性がもつ魅力 ・「島耕作」は草生やしながら読まれていた? ・島耕作を象徴するセリフ2選 ・"獣になれない島耕作"から『獣になれない私たち』へ 『島耕作』回は今回で最終回です。 次回以降はガラリと趣向を変えて、2018年のテレビドラマ『獣になれない私たち』(脚本・野木亜紀子)から「企業社会の歩き方」を考えます。
ということで、次回は『獣になれない私たち』だそうです!
来週〜再来週ぐらいには公開される予定です。
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