年末に会社を退職してフリーランスになりました。いろんな人に「今っぽいですね」と(たぶんポジティブな意味で)言われます。たしかに、いまフリーランスがなんとなく世間的に流行っている感じはあるかもですね……。
でも僕はそのビッグウェーブに乗っているというよりも、大学生のときから「基本的にあんまり働きたくない」という思想が一貫してありますので、自分としては元に戻ったな〜という感じです。
12月は結局有給消化といいつついろんな仕事をしましたので、年が明けてからフリーになった感が出てきました。好きなときにジムに行って、映画を見て、仕事して、寝て、ご飯作って食べて、本を読んで、NetflixとかAmazonプライムを見る……という感じで、生活満足度は非常に高いです。
唯一の不安は普通に収入です。まあ客観的には明らかに不安に思うべきところなんでしょうけど、僕自身はかなり適当というか楽観的というか、「まあ死ぬわけじゃないし」「なんとかなるだろ〜」と思ってるので現時点であまり危機感はありません。それがいいのか悪いのかもわかりません。
そういえば、PLANETSでやってたときは、時間拘束とか場所拘束とかはほぼなく、フリーみたいな感じでしたが、そのときはその「自由さ」のありがたみをわかっていませんでした。LIG社に入ってみたら、(今はそんなことないという注意書きが必要ですが)出勤しないといけない・会社外のカフェとかに出かけて作業してたら怒られる・どこにいるか・何時に何の作業をしたか報告しないといけない・朝早めに仕事はじめても勤怠切れない、などなどがありました。リモートになっても、さすがに就業時間中(10時〜19時)にジムに行くのは、さすがにダメな気がしますね……。
でも今は、朝7時とか8時とかから仕事したりしますし、夕方ジムに行って運動して、お風呂・サウナ・水風呂に入って、19時とか20時ぐらいに家帰って夕食作って食べて、早めに寝る、みたいなことができていて、晴耕雨読を地で行くような生活ができるので、体感年収(って言葉が昔、一瞬流行りましたが、あれは何だったんだ)は高くなった……かもしれません。
ただし、正月からずーーっと何かしら仕事ないし作業をしていて、今のところ丸一日休み、みたいな状態がほぼありません。
めっちゃ仕事もらって稼いでる! ってわけではないんですが。かっこよく言えばメディア立ち上げ、あと新規事業開発みたいなのもやっていて、かつ自分自身も個人としてスタートアップ的な状態で、いっぺんに何個もベンチャー、ただしお金はそんなに儲からない、みたいな感じなので、単純に無限にやることがあるのです。
ただ、毎日働いててもストレスはないです。会社にいて、時間拘束や場所拘束・報告義務や人間関係みたいな部分が自分にとって本当にストレスだったんだろうな〜と思いました。パフォーマンスも今思うと悲しくなるぐらい落ちてましたし。会社って、いい出会いのほうが遥かに多いんですけど、その逆のリターンも当然あるんで、難しいですね。ということを約3年のちゃんとした会社員生活で学びました。
より正確にいうと、今の生活が快適すぎて逆に「妙だな、何か罠があるんじゃないか?」と思い、「いやいや、会社にも絶対いいとこあったやろ」と、良かったところを探しています。でも結局、自分にとっては、「勉強になった」「いい出会いがあった」というところが大きいです。「安定してる」とか、「社会的信用が〜」とか、そういうところは自分にとっては大したプラス要素ではないんだなと思いました。
あとやっぱり、会社のいいところって「チームワークで大きな仕事ができる」みたいなところだと思うんですが、言うても僕は意地が悪いので「それ、会社の看板で大きな仕事ができてるように錯覚してるだけで、その充実感は偽りのものだろ」とか思っちゃいがちなんですよね……。別に偽りでもなんでもなく、人間は一人でやっていくことのほうが少ないわけですし、個人の看板で大地に立てている人間なんてごくわずかなのにね。
じゃあ自分は個人でゴリゴリやってくぜってなるかっていうとそうでもなく、勉強やインプットやアウトプットや、誰かの役に立ってお金をもらうとか、好きな人と会って楽しい時間を共有するとか、「なにしよっかな〜」ってワクワクしながら計画を練るとか、そういう楽しい時間で、できるだけ自分が起きてる時間を埋めていたいな、という感じです。
といったあたりで、今回はとりとめがないのですが書き残しておきたく。今後はもう少し、「フリーになってみて実際に何をやったか」みたいな話を少しずつ書いていこうと思います。
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