Notice: Function _load_textdomain_just_in_time was called incorrectly. Translation loading for the wordpress-popular-posts domain was triggered too early. This is usually an indicator for some code in the plugin or theme running too early. Translations should be loaded at the init action or later. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 6.7.0.) in /home/yutoriotsu/www/wp2/wp-includes/functions.php on line 6114

Notice: 関数 _load_textdomain_just_in_time が誤って呼び出されました。cocoon ドメインの翻訳の読み込みが早すぎました。これは通常、プラグインまたはテーマの一部のコードが早すぎるタイミングで実行されていることを示しています。翻訳は init アクション以降で読み込む必要があります。 詳しくは WordPress のデバッグをご覧ください。 (このメッセージはバージョン 6.7.0 で追加されました) in /home/yutoriotsu/www/wp2/wp-includes/functions.php on line 6114
オックスフォードに来ました(谷憲一「人類学徒のオックスフォード研究日誌」第1回) | にどね研究所

オックスフォードに来ました(谷憲一「人類学徒のオックスフォード研究日誌」第1回)

人類学

ポスドクとしてオックスフォードに

 こんにちは。谷憲一です。こちらのブログで「人類学徒のテヘラン修行日記」を連載しておりました。その後、2022年2月に一橋大学より博士号が授与されました。いろいろあって2023年の2月から英国オックスフォード大学のグローバル地域研究学院(OSGA)に所属し、ポスドク研究員として2年間滞在することになりました。2月6日にオックスフォードに到着してようやく生活も落ち着いてきたので、そろそろオックスフォードでの生活について発信してきたいと思います。今回は初回なので、到着後のことについて書きたいと思います。

住民になるために奔走

 ロンドンのヒースロー空港には2月6日月曜日の朝に到着しました。これは大学や行政の手続きなどは平日しかできないため、到着してからめいっぱいの時間を確保するためでした。ホテルもbooking.comで最安のホテルを1週間予約しました。空港に着いたのち、オックスフォード行きのバスに乗り、そこからさらにGoogle Mapに表示されたバスに乗ってホテルまではスムーズにつきました。イギリスではタッチ機能を使ったクレジットないしデビッドカード払いが一般的になっており、出発前に三井住友のタッチ機能付きナンバーレス・カードを作っておいて非常に助かりました。

 ホテルにチェックイン後、まず必要なのは、ビザを申請するときに登録した生体情報に基づいた滞在許可証である「BRPカード」を、あらかじめ登録していた郵便局に取りに行くことです。これはスムーズに行きました。ホテルの住所ではなく、職場の住所を言ってカードを受け取りました。

 ここまでは非常にスムーズにいったのですが、銀行の口座づくりと家探しに少し苦戦することになりました。結果から言うと、銀行の口座を作るためには英国の住所が必要なので、まずは住処を定め、それから銀行口座開設というルートが正解です。口座を開設しないと給与も振り込まれないので、日本のカードを頼りにホテルに滞在しながら家を探して街を動き回るというのは、なかなかしんどかったです。

 最終的に、オックスフォードの街の中心にある大型ショッピングモールのすぐ裏の住宅街の家の一室を、間借りすることにしました。職場までも歩いて20分ほどで行くことができ、スーパーやジムも近くにあるので非常に便利です。行く前は、キッチンで自分の好きなように自炊する生活を思い描いていました。けれどもそれは当分あきらめて、昼は職場近くのカレッジの学食で食べ、夜は家主が用意してくれたノンオイルフライヤーで軽食を作るか、外食するかという生活をしようと思っています。

今後の情報発信について

 そういうわけで今後は月一くらいのペースでオックスフォードでの生活で観察し考察したことについて発信していけたらと考えています。さきほど、「カレッジ」と書きましたが、カレッジというのも日本の大学にはないイギリスの一部の大学特有の仕組みです。次回は、カレッジについて自分が経験したことを中心に書きたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

谷憲一のプロフィール

2022年に一橋大学より博士(社会学)。日本とイランを往復しながら人類学の研究に勤しんでいたが、このたび英国オックスフォードに滞在。趣味は料理と筋トレ。
単著☞『服従と反抗のアーシューラー』(近刊)
研究業績 ☞researchmap

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