時間管理と『7つの習慣』

このブログをたまに書くようになって、ライフハック的な話題も書いたりしていますが、別にライフハックブログを目指しているわけでも、ライフハッカーを目指しているわけでもないです。

なぜこんな断りを入れなければいけないのかというと、人文・文化系・オタク業界ではライフハックに関心を持っていることをあからさまに表明すると「アホ」「浅い」と看做されるからです。

ライフハックは馬鹿にしとけという風潮…

しかし、当然ながらライフハック界(?)にも様々な重層性があり、「アホ」「浅い」と一刀両断に切り捨てられるわけはないです。そういう重層性に気づかずにただ単に「そういうのは馬鹿にしとけ空気」みたいなのにみんなして流されているのはどうなのかな……と思います。

で、まあそういった人文読書業界とは別に、世の知的産業と言われるもののなかでビジネス書の市場というのは非常に大きいわけです。で、ビジネス書界はそこはそこでローカル言語が発達していて、ビジネス書界で常識とされていることって、その他の人にとっては常識ではなかったります。

でも、有名なビジネス書に書いてあるある種の「常識」が、もっと広く知られると、いろいろ話がスムーズになりそう。ああ、面倒な説明はスキップしたい、わかってくれない人に出くわしたときにはこのURLを送るだけで話を済ませたい……そういうものぐさな動機からこういうことを書いてます。

『7つの習慣』の4象限

で、最近、スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』に書いてあった時間管理の話をふと思い出したのでそのことについて。この『7つの習慣』はビジネス書ではトップクラスに有名な本です。

『7つの習慣』でコヴィーが言っていることのなかでも印象的なのは、時間管理を四象限にマトリクスせよという話です。

横軸に緊急度、縦軸に重要度を取り、緊急度・重要度の高いタスクを第一領域、緊急ではないけれど重要度の高いタスクを第二領域としているわけです。で、4領域のうち、第二領域をとりわけ重視せよっていうことをコヴィーは言っています。


出典:イントロダクション:1 重要領域に生きる|フランクリン・プランナー・ジャパン株式会社

緊急で重要なことは黙っててもやるもの。で、人は怠け者なので、緊急でも重要でもないことで時間を浪費しがちで、でも、その人の人生を長期にわたって楽しいものにしてくれるのは、「緊急ではないけれど重要度の高いこと」。そこはある程度、意識的になる、もしくは、意思の力を信用せずに、「緊急ではないけれど重要度の高いこと勝手にやるような環境を整えちゃうことが必要だ」、というわけです。

最近思ったんですが、これは1人の人間の時間管理のなかで「緊急ではないが重要なこと」を重視するのはもちろん必須なのですが、いわゆる「仕事」においても、もちろん緊急・重要なことはやりつつ、緊急ではないが重要なことに注力するっていうのは大事で、最近やっとそういうことができつつあるのかなと思ったりしました。そういうふうにどんどん細かく見ていくと、いろんなことの解像度が上がるのではないかと。

まあこんなことは、わかっている人には当たり前なんですけど、そういう枠組みで理解しよう、という知識が共有されるということだけでも世の中が豊かになるのではと思います。

人文系の人たちは「いや、無駄のなかにこそうんたらかんたら」とかすぐ言いがちなのですが、まあ最適化も普通に重要で、ライフハックと楽しい無駄を追求することは別にトレードオフではない、というふうに思考の組み換えをしてみる、というのも知的産業のやるべきことじゃないかと思ったりします。

ちなみに正直、コヴィーの原作本(?)は分厚くて読む気が失せますが、『まんがでわかる7つの習慣』はけっこうよくできてるので貼っておきます。『マンガでわかる◯◯』って正直クソみたいなクオリティの本もあるんですが、この『7つの習慣』のマンガはなかなか内容も良く、1080円と安いのでオヌヌメです。ていうかKindle版出てねーのかよ、コヴィージャパンが第二領域さぼってるんかい……。

このブログはただの日記として気軽に書き、知識の共有とともに僕の文章の練習台にする、リアルの場での説明をスキップするとかを目的にしているので、こういう話題も扱ってみたいと思いました。

『おんな城主 直虎』は意外と悪くない

自由に書けるので突然の最近のコンテンツについてですが……。ここ数年、リアルタイムのテレビ番組はなんか消費・消化しなければいけない的義務感がつらくてあんまり見てなくて、息抜きしたいときは日本史、宗教史、戦史の本ばっかり読んでたんですが、去年の終わりに『真田丸』『逃げ恥』『響け!ユーフォニアム2』と超絶良コンテンツが続いたことでわりとリアルタイムものが見れるぐらいMPが回復しました(『ユーリ!!! on ICE』はみれてません)。

で、『おんな城主 直虎』はさっそく「おんな大河ガーーー」とネットで批判を受けてますが、今んところ個人的にはそこそこで、わりと頑張ってんなーって感じ。『嫌われる勇気』『東京タラレバ娘』も見ましたが、前者は意外と悪くない(見続けるかはわからん)、後者は原作時点で登場人物への愛が持てなかったので正直微妙。アニメは『クズの本懐』と『弱虫ペダル NEW GENERATION』はわりと行けるというか、前者はそもそも作者が好きなので原作から読んでおり刺激的な題材だしこれを深夜アニメファンがどう観るのかウォッチしたいというゲスな気持ち、『弱虫ペダル』も原作好きで手嶋キャプテンが大好きなので手嶋パイセンの確変が見られるのが楽しみではあります。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告