映画『君の名は。』観てきたので感想

新海誠監督最新作『君の名は。』今日公開だったので観てきた感想をバラバラと書きます。

kiminonaha

【全体的な感想】
今回はメディア・プロモーションがすごく試写でも話題になっていたので気になっている人も多いのではと思われますが、よくできた映画なのでチケ代は無駄にはならないと思われます。『シン・ゴジラ』までは行かないかもしれないけどヒットしそう。角川青春映画っぽくありつつ、震災的な事象をテーマに扱っているのでその意味でも『シン・ゴジラ』と裏表のような関係かも。

【以下ネタバレあり感想】
個人的な感想は微妙。Z会のCM(「クロスロード」)を期待して行ったのに、「あ、これ『サイカノ(最終兵器彼女)』だー!」「『ほしのこえ』だー!」という感じだった。

【主人公二人の主体性について】
類作に比べると男の子の主体性がだいぶ回復しているのはいいと思われるが、全体的に女の子がまだまだ受け身のヒロインで、「男の子に思いを託されて頑張る」というサイカノ方式(戦闘美少女方式)だったのが個人的に一番辛いポイントだった。「頼まれなくたって生きてやる!」(ブレンパワード)みたいなのが欲しい。まあ、『サイカノ』とか『ほしのこえ』では男の子は「俺は何もできない…」って感じだだったけど、今回はちょっとは主体的に関与してるからよいのでは。あと、女の子が女の子女の子しすぎている。「ちったあシャキッとせんかい!」と思った。『フォースの覚醒』のレイちゃんの鬼神のごとき強さを見習う姿勢欲しい。まあ、前半の入れ替わりパートでパイセンにモテるあたりは結構良かったが、後半が全部サイカノ方式になっている。
脳内会話で自分の感想を要約すると、
新海監督「サイカノってやっぱよくない?」
私「あ、自分、そういうのいいんで…」

【新海誠監督作について】
新海監督作の魅力は、「童貞男子の妄想キモいなぁ……だがそれがいい」だと思うのだが、今回みたいにマスコミの宣伝に乗りまくっていて、これから男性陣の絶賛評が出まくるとすると、そこに共感してない人たちも流されて「なんか、芸術的でいいよね」という村上春樹的な展開になりそう。「キモいものはキモい」と言ってください。

【個人的に伸ばしてほしかったポイント】
個人的には、三葉ちゃんの工作によって滝くんがパイセンとのデートに漕ぎ付けるも失敗、のくだりで「ざまぁwwww」というのが一番カタルシスがあったので、そこを掘り下げて欲しかった。

【音楽について】
ラッドウィンプスの押し売りがウザいと感じた。これは新海さんというよりも製作側の思惑じゃないか?思うが、「ホラホラ〜、チミ達若者はラッドウィンプスが好きなんだろうー?」というオッサン主導のマーケットインな感じがウザい。個人的にラッドウィンプスは「流行ってるけど好きになれないのは俺がおかしいはずなのでとりあえずめっちゃ聴きこむ」という行為を約10年前に行った結果余計嫌いになった。今回もラッドではなくワンオクかユニゾンを使うべきだった。完全感覚どりーまー!とかかかったら全然違う作品になったはず。三葉ちゃんのなかの滝くんが陰口勢を威嚇するために机ガンッてやるとこで完全感覚ドリーマーかけるべきだった。

【破壊描写について】
『シン・ゴジラ』と『君の名は。』は、ちょうど裏表のような関係になっている。破壊描写については『シン・ゴジラ』の場合東京だったので「ヒャッホーイ!やっちまえー!!」みたいになるが、『君の名は。』は飛騨の美しい自然と人間ドラマを見せられたあとにそれが破壊されるのですごく辛い。破壊描写が辛くて、悪い意味で泣きそうになってしまった。

【観終わった後について】
全体的にダメージを負ったので回復する必要性を感じ、帰りにDaiGOの『自分を操る超集中力』を購入した。

kiminonaha_daigo

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