Facebookに上がる他人の結婚式写真に動揺しないための、たったひとつの冴えたやり方

おそらく誰もが通る道だと思うが、20代も半ばを過ぎて、アラサーともなると周囲が結婚がどうのこうのと騒がしい。
知り合いの独身女子とかはみな「Facebookに他人の結婚式の写真が上がっていると動揺する」などと言っていて、同窓会的な催しがあると「次は誰が結婚するんだろ?」みたいな話になる。女子間ではそれまで地位の低かった女子が突然結婚するとカーストが上昇したりするらしい。「羨ましい」「焦る」「幸せそうな写真上げて自慢してんじゃねえよクソが!」みたいな、人間の色んな側面を見せられる。

それはさておき、僕はFBに他人の結婚式写真が上がっていたりしたら「へ〜そうなんだ〜」とか思いながら「いいね!」をテキトーにポチして生きている。
この「FB結婚式写真問題」についてとある飲み会で話題になって、そのとき僕が話した内容が妙に受けたのでブログに書いてみることにしたい。

要は、僕が他人のFB結婚式写真を見て思うのは「マウンドに上がって打者イチローを迎え、あの独特の儀式でバットを向けられているピッチャー」という感覚だ、という話である。


イチロー メジャー最多安打記録2004

イチローは2004年にメジャーリーグのシーズン最多安打記録を更新した。
このときの打率は「.372」である。
そして、日本人の現在の離婚率はだいたい3割〜4割だ。

3組に1組が離婚という言葉は誤り、正しい離婚のリスクは何%くらい? – Population 

「3組に1組が離婚」という数字は、知っている人は知っていると思うのだが、上のエントリによると、これは統計的なマジックがいろいろあり、そこまで正確というわけではないらしい。
しかし、「自分が今結婚したときに離婚する確率」のだいたいの数字はわかる。

このブログによると生まれた年によって見込みの確率が変化するらしく、
・1965年~1969年生まれ:約25%
・1975年~1979年生まれ:約30%
・1985年~1989年生まれ:約34%
らしい。

このままのペースで離婚率が伸びていくと、90年代以降生まれの人の離婚確率はだいたい30%台後半となり、「.372」というイチローの2004年の打率はひとつの目安になる。

2004年のイチローの記録更新時は日本中が沸き立ち、アメリカでも大きく報道された。体感的には「イチローといえば、いつもヒットばかり打っている人」、というような感じである。
要は今結婚してしまった人は、「イチローを打席に迎えているピッチャー」と同じ状況なのだ。
それは果たしてただ単に祝福してあげたり、もしくは嫉妬するようなことなのか?というわけである。

……というだけの内容で、まあそれだけなのだが、せっかくなので自分の経験談をひとつ書いてみたい。

数年前に大学の親友が結婚し、その二次会の幹事を任されたことがある。
夫の側は僕一人だったが、奥さんの側は職場の同期2人が幹事で、その幹事陣に加えて奥さん本人の4人でよく打ち合わせをしていた。
そして二次会の準備は皆で力を合わせて滞りなく進行し、もうすぐ当日というぐらいの時期だったと思う。奥さん側の幹事と僕の3人でいろいろ雑談をしているなかで、僕は結婚するそのカップルの間に何かしらの違和感を感じていたので、「何かおめでたいムードになってるけどさ、離婚する可能性もあるとか考えてたほうがいいよね」というようなことを言ってしまった。
本番に向けてイケイケドンドンになっている幹事会のムードに水を差す発言だったので、当然他の幹事2人からは集中砲火を浴びた。ただ、そこで僕の言いたかったことは、「あの2人、周りが見えなくなっている気がして、このままじゃやばいよ」ということだったのだが、その約2年後に2人は本当に離婚してしまった。

僕の予言が当たったとかそういうことが言いたいのではない。なんとなく、「もしかしたら離婚する可能性もあるんだ」ということを頭に入れておいたほうが、逆に長続きしたりするんじゃないかと思っていたからだ。
統計的には、今の若い世代の3人に1人は確実に離婚する。だったら、今のFB結婚式写真問題だって結婚の一回一回に喜んだり嫉妬したりするんじゃなく、「(目をつむりながら)がんばれ……」「南〜無〜」もしくは「デュフフwwwやってしまったでござるなwwww」みたいな心持ちのほうが、実は普通なのではないか、という話だ。
いやいやあんたみたいに傍観者ではなく当事者として何ができるかでしょ? という話だったら、要はイチローを抑えられるピッチャーになるしかない。つまり、ダルビッシュになるべく努力するしかない。ちなみに、ダルビッシュはイチローには確か通算で4割近く打たれていた気がする(イチローは日本人投手には厳しい。松井は優しかった)ので、じゃあダルビッシュではなくクレイトン・カーショウ(ドジャース)になればいい。

カーショウ
現役最強左腕!ドジャース クレイトン・カーショウがいろいろと完璧過ぎる! – NAVER まとめ 

でも、カーショウですらもイチローに打たれるときは打たれる。人間にできることは、「なるべく確率を低くする」ということでしかない。
もちろん、そんな大勝負を人生の長い時間をかけてできないよ、ということであればマウンドに上がらないという選択もありだと思う。
あと、イチローに一回打たれたとしても、次に対戦するときに抑えればいいじゃん。
というぐらいの感覚なので、要するに結婚という選択に喜んでばかりもいられないし、嫉妬する必要もないでしょ、という話でした。

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